Lyric

君を見た　それは未だ

春の匂いがした

夜に君がつけたまま

イヤリング

やけによく見えた

明日も　明日よ

何も無いだろう

ずっと続くだけ

明日よ　明日よ

私を捨てて

二人で綴る物語はきっと

互いに聞かせあった呼吸のように

続くと本気で思い込んでいた

結末を読み飛ばしたまま

その先ばかりを見つめていた

くだらない　くだらないな

それで良いか

バイバイ

春は今過ぎたんだ

ちょうど昨日の晩

君の夢を見ただけだ

起きる前に忘れた

それは

君がために咲いた花が

踏み躙られたまま明日を

祈るように萎れた様だ

明日も　明日よ

何も無いだろう

ずっと続くだけ

明日よ　明日よ

私を捨てて

明日は　明日だ

時が流れた結果

来るだけ

明日よ　明日よ

加速していけ

あなたを見つめる私はきっと

他の何よりも美しかった

それで良い私はここで良いさ

あなたの指に触れる様が

それこそあなたのイヤリングだった

それで　それで良い

着飾っておこう

バイバイ