otogi Front Cover

Lyric

otogi

aoshigure

おとぎ

涙が落ち続けた夜明けを忘れることはないのだろう

静かにほどいてみた拳は行き場もなくただ宙を切った

時には「正義」を「正しさ」として

時には「愛」を「盾」に振りかざして

何者でもない僕らは悪にだってなれるんだ

とっかえひっかえた仮面は雨に打たれ剥がれてく

一人で強くなることはない

こんなにも単純だった

差し伸べる僕がいて 握り返す君がいて

綺麗に溶けてなくなる悲しみばかりではない

素直に両手を広げられる喜びばかりでもない

光が闇を包んだ

これ以上

過ぎ去った日々を責めないように

何者でもない僕らが愛をもって生きるんだ

投げ出しかけた命が ほら、息を吹き返してる

一人でうずくまることはない

こんなにも簡単だった

差し伸べる君がいて 握り返す僕がいて

  • Lyricist

    MITANI

  • Composer

    Yui Mitani, MITANI

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