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Afterimage(残像)と題された本作はイスタンブールの骨董品屋で畠山が出会った一枚の写真から始まった。(その写真はジャケットに使われている)
母親と娘らしい二人の女性が写っている写真。撮影したのは父親、夫であろうか。この家族にどのようなストーリーがあり、いつの時代のものだろうか。
この写真に刻まれた家族の幸せの記録、そして、記憶。畠山は何故かこの写真に惹かれるものがあり、それゆえにこの写真からインスピレーションを受け、アルバムとして一つの物語を形作った。
掠れたピアノのサンプル、オーヴァードライブしつつあるエレクトリックギターの狭間で、記憶の残像が立ち表れては消え、霞の向こうに疾走する。
霧のようなコーラスモジュレーションから立ち上がるメロディツクなドローンサウンド、牧歌的なアルペジオ。
写真の中の二人の女性から受ける印象を抽象画的な色彩で描くギターアンビエントの新たな1枚が誕生した。