Lyric

雷鳴が哭いた金曜日　眠る街も轟く信号機

快晴足掻いた心象に　煙る葦の燃え殻一斉に

立ち退け　月夜の行進だ

皆頭を項垂れ洗脳中　神も仏も誰も救えやしない

絶望に追いつかれないようにと

嗚呼　なんて　素晴らしいんだろう

このモノクロの戦争で死んだ骸に捧げる色彩を紡いで

邂逅するまま　才能そのまま

混ぜてパレットの上でダンスを踊ろう

王冠にキスを　紅の跡を

褪せた色で肖像を描こう

何度でも　何度でも　繰り返す　時間の牢獄に囚われて

それでもなお手向けよう　月に花束

使命を負った神聖に　うだつの上がらない放浪人

大体藻掻いてどうすんだい　変わらない現実と心中だ

立ち去れ　月夜の行進だ　皆首から下は伽藍洞で

神も仏も誰も救えやしない　希望に振り落とされないようにと

嗚呼　なんて　素晴らしいんだろう

この白黒の戦争で死んだ骸に捧げる色彩を描いて

あるがまま　またそうするまま

交りパレットの上でダンスを踊ろう

王冠にキスを　紅の跡を

褪せた色で肖像を描こう

何度でも　何度でも　繰り返す　時間の牢獄に囚われて

それでもなお手向けよう　月に花束

愛を　欲しがって　欲しがって　欲しがって　欲しがっても足りやしないや

ありもしない事象に期待して　自傷自縛自嘲を繰り返し

邂逅するまま　才能そのまま

混ぜてパレットの上でダンスを踊ろう

王冠にキスを　紅の跡を

褪せた色で肖像を描こう

何度でも　何度でも　繰り返す　時間の牢獄に囚われて

それでもなお手向けよう　月に花束

あやかって　苦しんで　嘲って　絡まって　息が苦しいや

ありもしない理想と現実の　狭間に詰まって　愛だけなの

欲しがって　欲しがって　欲しがって　欲しがっても足りやしないや

ありもしない事象に期待して　それでも手向けよう

月に花束