Requiemのジャケット写真

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【作品紹介】
HIGHLANDARIA、全13曲収録の1stフルアルバム

――現代に甦る荘厳なる交響と烈しき轟音の交錯――
作編曲・演奏・音響処理のすべてを一手に担うギタリスト/コンポーザー、HIGHLANDARIAの1stフルアルバム。
本作は2024年7月より11か月にわたり連続して発表されたシングル群をすべて新たに再録音・再構築し、さらに未発表の新曲2曲を加えた全13曲よりなる。
いわば、過去一年の創作活動の結晶にして、HIGHLANDARIAの音楽世界を総覧する作品である。

メタルコアやDjentに根ざした重厚かつ技巧的なギターリフと速弾きを基盤としつつ、古典派~ロマン派クラシック音楽の語法を積極的に取り入れ、加えてフルオーケストラ、混声合唱、パイプオルガン、シンセサイザー、さらにはアコースティックギターと笛の音色に至るまで、ジャンルと時代を越えた音の融合が試みられている。
ギターはすべて実演奏によるものであり、それ以外の楽器パート、ならびにミキシング/マスタリングまでをも自らの手で完成させている。レクイエムというモチーフへの一貫性をもたせており、そのサウンドは緻密でありながら、情念に満ちている。

【特に注目すべき楽曲】
Dies Irae
 パイプオルガンと荘厳なクワイアに始まり、分厚いシンセサウンドと轟音ギターが絡み合う大曲。7弦ギターによるヘヴィなDjentリフと流麗なソロは、「怒りの日」の名にふさわしい無慈悲な激動を描き出す。

Liber Scriptus
 女性ソプラノ二声による清冽なハーモニーと、メランコリーを湛えた現代的ギターソロが際立つ。人知を超えた審判の瞬間に立ち会う者の慟哭を表現している。

Judex
 変拍子とポリリズムを主題としプログレッシブ・メタル的構造をテーマとした一曲。ギターとシンセによるポリリズムから超高速へ展開するユニゾン、ペダルでピッチシフトさせフルートやバイオリンのような超高音域で朗々と鳴り響くギターで、審判者による裁きの苛烈さを表現している。

Lacrimosa
 アコースティックギターと笛によるケルト風の旋律から始まり、ブリティッシュロックを想起させる情感豊かなギターソロへと展開する。涙の日という主題にダブルミーニングで、英国出身の敬愛するギタリストへの深い哀悼の意を込めた楽曲。

Benedictus
 80年代ネオクラシカル・メタルへのオマージュが色濃い、軽やかにして華麗な一曲。三連符のギターとシャッフルビートのリズムにロックオルガンが絡み合い、「祝福」を高らかに謳い上げる。シングル時より海外リスナーからも高い評価を得ている。

クラシック音楽の荘厳さと現代メタルの先鋭性。対極とも言える二つの音楽性を衝突させることなく、見事に交差させた。
本作は、**「様式美と激情の融合」**という言葉にふさわしい。

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