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皆様、お待たせしました。
颯爽返品ボーイ、ニューアルバム「返品できない愛」をリリースします。
これまで私は数えきれないほどのモノを返品してきました。
サイズが違う。
思っていた色と違う。
なんとなく気に入らない。
そんな理由で次々と返品してきた人生でした。
しかし今回のアルバムで描かれるのは、人生で初めて返品できなかったものです。
それは"愛"でした。
レシートを探しても見つからない。
保証書もない。
返品窓口も閉まっている。
それでも捨てられず、手放せず、気づけば抱え続けてしまった感情。
「初期不良だったのは僕です」
「返金より君が欲しい」
「君だけ非売品」
そんな20曲を通して、不器用な一人の中年男が自分自身と向き合います。
失恋した人も、
恋愛中の人も、
スーパーの半額シールを待ちながら人生を考えたことがある人も、
ぜひ聴いてください。
なお、本アルバムの返品・交換は一切お受けできません。
颯爽返品ボーイ史上、
もっとも返品率の低い作品となっております。
よろしくお願いします。
颯爽返品ボーイは、日常の違和感、働く人間の哀愁、そして少しだけズレたユーモアを音に変えるソロアーティスト。 名前の由来は、人生でいちばん大事なものほど返品できないという、本人いわく「だいぶ面倒くさい気づき」から。 買ったものは返品できても、過ぎた時間、言いすぎた一言、現場でやらかした判断、勢いで選んだ人生だけは返品できない。 そんな後戻りできない毎日を、颯爽と歩いているようで、実はまあまあ引きずっている。 音楽性は、シティポップ、ロック、フォーク、現場帰りの缶コーヒー感を混ぜたような独自スタイル。 派手なヒーローではなく、誰にも気づかれないところで今日をなんとか成立させている人たちに寄り添う楽曲を得意とする。 代表的なテーマは、仕事終わりの虚無感、深夜のコンビニ、返品カウンター前の沈黙、うまく言えなかった謝罪、そして「まあ明日も行くか」という諦めに近い前向きさ。 本人は自身の音楽について、 「返品不可の人生に、せめてレシートくらいは残したい」 と語っている。 颯爽としているのか、返品したいのか。 その矛盾こそが、颯爽返品ボーイの音楽である。