なんか映画みたい
今日は喧嘩しない
やっぱ変だ まだなんも知らないのに
わたしたち 友達みたい
瞬く間に目が眩む間に
今が過ぎていくのを
捕まえたいカメラを構えて
シャッターを切ってみたってさ
フィルムでさえ一眼でさえ
なんだかしっくりこないんだよ
焼きついたままの鮮やかさを
見せたい 見せたい
本当の気持ちとかならきっと
今際の際で教えてあげる
帰り道は繰り返しでも輝いて
カレイドスコープのように
タチの悪い冗談だって
叱られたくて繰り返す
秘密だけどバラしたくてもどかしい
テープに吹き込んだ
初めて作った歌のように
突き抜けるわたしたちが群青
ポップコーン リップスティック
黄色のステッチのレザーブーツ
一本だけ誰かの真似で
吸ってみたモヒートのシガー
思い出しても 理由なんてさ
こじつけばっかで困るよな
散らばってて 無理矢理結ぶ
子犬の星座みたいでさ
瞬く間に 目が眩む間に
今が過ぎていくのを
バス停でふって 風がそよいだ
その時はっきりわかってさ
変わりたい 変われない?
そんなのどっちでもいいんだよ
今からはよそ見しないでさ
見てて 見てて!
染めたばかりの髪をちょっと
からかったから不貞腐れてる
鏡の国 ひび割れた隙間から
新しく映し出す
おろしたばかりのブーツでぴょんと
水溜りを飛び越えて行く
秘密だけどバラしたくてもどかしい
初めてを聞かせたい
あのバンドの曲すら忘れるほど
突き抜ける私たちの純情
どちらからともなく触れるほど
近づいただけ それこそが群青
- 作詞
The Otals
- 作曲
The Otals
- レコーディングエンジニア
Jun Akayama
- ミキシングエンジニア
Jun Akayama
- マスタリングエンジニア
Yuya Tokunaga
- ボーカル
水槽とクレマチス
水槽とクレマチス の“彼女こそ群青 (Cover)”を
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ストリーミング / ダウンロード
生活(life)、ライブ(live)、旅(journey)を3つの軸とするアイドルグループ「水槽とクレマチス」の3ヶ月連続リリース企画第1弾として発表された1st EP『ウルトラマリン』。本リリース企画ではEPごとに楽曲制作者が異なっており、『ウルトラマリン』収録曲は"世界一とっつきやすいシューゲイザー"「The Otals」が手掛けている。収録曲は、The Otals「彼女こそ群青」の水槽とクレマチスカバー版と、小樽に住む女の子の東京に対する複雑な思いを描いた「SNS:あるいは東京の歌ばっかりだ」、地球の少年と月の少女の不思議な一夜の物語を描いた「Moon Landing!」の計3曲。 オリジナル版「彼女こそ群青」の英語版タイトル「She Is (What I Call) Ultramarine」から取られたEPタイトル「ウルトラマリン」は、海(marine)に潜って月に至る、青色の旅をイメージ。群青を直感し海に沈む彼女、海底に差し込む光は陽の光か月光か、そして宇宙空間の青を飛び月面を目指す少年。現実と現実を繋ぐために、想像力が連鎖していく。ーーしかしそもそも、海面と月面の狭間以外のどこに現実が存在するのだろうか。私たちにとって物語は、「ついで」ではきっとない。
アーティスト情報
水槽とクレマチス
「生活」「ライブ」「旅」の3軸で活動するアイドルグループ。2022年9月に生活や旅に関連したコンテンツを届ける活動体としてSNS上で始動。2023年3月にライブお披露目し、7都市を巡るお披露目全国ツアーを開催。2024年7月から3ヶ月連続でEPをリリースし、9月には公演時間150分、公演曲数37曲と圧倒的なボリュームの2周年記念単独ライブ「あの街」を成功させた。現在は、「音楽と共に旅をする」「現場に行けば旅ができる」をテーマに東京を中心に全国各地で活動中。