名曲はいつだって『東京』で
まるで世界の全て
他には何もないみたい
ご機嫌な稀代のプレイリスト
ね聞いてよ聞いて!
臨時ニュースです
水曜日の中継は変更
主に関東 そこになんと
超巨大怪獣が出現
SNSは大草原
詳細は依然不明です
私もどうかしてるのかもね
晴天の午後に
置き去りの私
東京はまさに
巨大な影落とす怪獣だ
東京の歌をきみが歌う
私はガラスの国で手を振って
東京がきみを食べてしまう
どうしようもないかな、
どうしようもないよね?
東京の歌をきみが歌う
御伽噺のように
そんな私の産まれた場所は
煌く運河とガラスの街
羨ましいですか?
暮らしてみれば
どこへ行ったって坂ばかり
フリックフリックフリックフリック!
正真正銘怪獣となった東京は
パニックになった人々や
街やら呑み込みながら北上中
小樽が最後の楽園だって
なんて柄にもなさそうね
荷が重すぎるぜ”渚にて”
東京がぜんぶたべてしまう
世界の終わりに私たちは
線路を歩いて手を繋いで
ここ以外はもう
何にもないんだって
会えない誰かを思うような
歌を歌って
どうして私は動けないんだろうか
どうして大切は苦しいんだろうか
どれを選ぶのも人のせいにしたくなるんだ
ガラスはきらりと光って
暗闇を照らしだした
晴天の午後に
踊る風見鶏
探してる光
ずっと眩しくて
見落としていた
東京の歌をきみが歌う
ガラスの街を私は駆け出して
東京はまるで怪獣だ!
友達もみんな食べられてしまった!
唱える覚えたての魔法を
世界を変える力なんてなくても
それでも私は期待をしてる
どうしようもないかな?試してみようよ!
きみの物語の舞台を
私が歌うよ
私が歌うよ
きみの街のこと
きみを探すよ
- 作詞
The Otals
- 作曲
The Otals
- レコーディングエンジニア
Jun Akayama
- ミキシングエンジニア
Jun Akayama
- マスタリングエンジニア
Yuya Tokunaga
- ボーカル
水槽とクレマチス
水槽とクレマチス の“SNS:あるいは東京の歌ばっかりだ”を
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ストリーミング / ダウンロード
生活(life)、ライブ(live)、旅(journey)を3つの軸とするアイドルグループ「水槽とクレマチス」の3ヶ月連続リリース企画第1弾として発表された1st EP『ウルトラマリン』。本リリース企画ではEPごとに楽曲制作者が異なっており、『ウルトラマリン』収録曲は"世界一とっつきやすいシューゲイザー"「The Otals」が手掛けている。収録曲は、The Otals「彼女こそ群青」の水槽とクレマチスカバー版と、小樽に住む女の子の東京に対する複雑な思いを描いた「SNS:あるいは東京の歌ばっかりだ」、地球の少年と月の少女の不思議な一夜の物語を描いた「Moon Landing!」の計3曲。 オリジナル版「彼女こそ群青」の英語版タイトル「She Is (What I Call) Ultramarine」から取られたEPタイトル「ウルトラマリン」は、海(marine)に潜って月に至る、青色の旅をイメージ。群青を直感し海に沈む彼女、海底に差し込む光は陽の光か月光か、そして宇宙空間の青を飛び月面を目指す少年。現実と現実を繋ぐために、想像力が連鎖していく。ーーしかしそもそも、海面と月面の狭間以外のどこに現実が存在するのだろうか。私たちにとって物語は、「ついで」ではきっとない。
アーティスト情報
水槽とクレマチス
「生活」「ライブ」「旅」の3軸で活動するアイドルグループ。2022年9月に生活や旅に関連したコンテンツを届ける活動体としてSNS上で始動。2023年3月にライブお披露目し、7都市を巡るお披露目全国ツアーを開催。2024年7月から3ヶ月連続でEPをリリースし、9月には公演時間150分、公演曲数37曲と圧倒的なボリュームの2周年記念単独ライブ「あの街」を成功させた。現在は、「音楽と共に旅をする」「現場に行けば旅ができる」をテーマに東京を中心に全国各地で活動中。