

カンカン照りの太陽が
君と僕の 背中を焦がす
あの夏 置き去りのまま
僕等だけが止まってた
麦わら帽子が風に舞って
君はちょっと笑ってたね
戻れたらなんて嘘さ
言えなかっただけなんだ
焼けたアスファルト
影が伸びるたび
近づくたびに遠ざかる心
白く霞んだ金魚鉢の中
閉じ込めた声が揺れる
カンカンと鳴る踏切の音が
心拍数をなぞるように
ごめんも好きも言えないで
僕等の心は臍を嚙む
ねえ もしも もしも今なら
君にちゃんと言えたのかな
夕立ち跡の匂いだけが
しつこく服に残っているね
君の背中追いかけても
記憶しかもう届かないよね
線香花火みたいだった
僕らの関係なんてさ
落ちる瞬間が一番
綺麗だったのかもしれないね
サンダル越しの砂の熱さに
気づかぬふりをまたしていたよ
ふとした間の沈黙さえも
今じゃ宝物みたいだ
カンカンと鳴る踏切の音が
あの日と同じなぞる様に
ごめんも好きも言えないで
じゃあねと言って花を見る
ねえ もしも もしも今なら
君にちゃんと言えたのかな
蝉の声に紛れて消えた
あの言葉の続きを今も探している
カンカン照りの太陽の下で
一人影だけ連れて歩く
またねなんて聞こえた気がして
振り返るのも癖になった
あの夏置き去りのまま
あの日の二人はもういない
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2525P
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2525P
- Vocals
2525P

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Lost Summer
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2525P
Next Generation Music 2525P from Japan.
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