

石畳の街角で木々が奏でる調べに耳を澄ましていた
琥珀色の木漏れ日が二人を包む午後には
靴音が刻む歩幅で季節を数えていた
想い出の坂道にはまだ二人の足跡が残されてる 時を超えて
言葉にできない想いを夕暮れの空に託し
この胸の奥底で永遠(とわ)に咲く記憶よ
どれほどの月日(とき)が過ぎてもあの日の柔らかな瞳
心に灯っている
白く立つコーヒーの香り
テーブル越し交わす視線
言葉より雄弁な沈黙を選んだね
満ちてゆく想いたちが
やがて溢れ出さぬように閉じ込めた秋色の時間(とき)が
季節風が運んでく儚い光の粒を
でもこの日の輝きは深く刻まれてく
二度とないこの瞬間を心の宝石へと変えてゆく祈りを込めて
夕焼けに誓おう巡り逢えた奇跡と
かけがえのない日々を永遠に抱きしめて
この先もどこかでずっと見守っていてほしくて
そっと願う旅立ちの日に
また巡り会える日までこの想いは秋の風に託してゆく
心の奥で優しい光になってあなたの空へ続くように
永遠(とわ)に
- 作詞者
Alexsophie
- 作曲者
Alexsophie
- プロデューサー
Alexsophie
- ソングライター
Alexsophie
- プログラミング
Alexsophie

Alexsophie の“笑顔でさようなら”を
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笑顔でさようなら
Alexsophie
この曲は、ある秋の日の記憶からインスピレーションを得て生まれました。
誰にでも、心に深く刻まれている「特別な秋の日」があるのではないでしょうか。私にとっては、石畳の続く街角で過ごした、あの午後の光景でした。
時として、最も大切な想いは言葉にならないものです。むしろ、街角に流れる風の音、コーヒーカップから立ち上る香り、夕暮れに染まる空の色...そんな何気ない瞬間の中に、私たちの気持ちは確かに宿っているのだと思います。
この曲を書く中で大切にしたのは、「別れ」を描きながらも、決して後悔や悲しみだけに終わらせないことでした。出会えた奇跡への感謝、そして未来への静かな希望—。この二つの感情を、秋という季節の中で自然に表現できればと考えました。
琥珀色の木漏れ日に包まれた午後、テーブルを挟んで交わした視線、そして別れの日の夕焼け。そんな一つ一つの情景が、誰かの心の中にある大切な記憶と重なり合えばいいなと思います。
この曲が、聴いてくださる皆さんの心の中で、優しい光となって響き続けることを願っています。
アーティスト情報
Alexsophie
私はデジタルクリエーターで、イラストと音楽制作が得意です。色彩感覚と繊細さ、クリエイティビティを活かし、独自の世界観を表現します。心に響く歌詞やメロディを生み出し、独自の音楽スタイルを追求しています。
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