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楽器、ドラム、ベース、シンセサイザーを一切排除し、メカニカルキーボードのタイピング音とマウスのクリック音だけで構築された、究極にミニマルな「タイピングコア」の楽曲です。
120BPMの規則的で中毒性の高い打鍵音がパーカッションとメロディの役割を果たし、そこに感情をあえて消したハーフウィスパーの女性ボーカルが重なります。ASMRのように耳元で囁かれるボーカルと、無音を楽器として扱った余白の多い構成が、深夜のインターネット空間特有の孤独感を増幅させています。
テーマは「送信できないメッセージと深夜のデジタルな不眠」。返信が来ないことを知りながらオンラインの緑の点を見つめ、「好き」と打ち込んでは削除する……という、現代のSNS社会における「届かない想い」を、無機質な打鍵音に乗せて描いています。ショート動画でのループ再生を想定した、シュールかつ切ない、中毒必至のベッドルームポップです。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。