

波の声
夜を開く
月の光
海に落ちる
この世の栄え
夢のごとし
声をひとつ
海に落とす
舟の上
ひとり立てば
月の光が
水にほどく
風は静かに
袖を揺らし
声は波に
乗りてゆく
人の栄えも
波の泡
夜に消えて
跡もなし
届かぬ声と
知りながら
なおも我は
歌うのみ
海の向こう
聞こゆるや
この歌を
月の下
波に消えど
無常に乗り
遠き彼方へ
行くやいかに
潮の響き
夜になる
舟の影
揺れて映る
月よ月よ
知るやいま
この心の
行く末を
月よ
月よ
この声を
波に乗せて
運びたまえ
夜の彼方へ
運びたまえ
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

Liminal Reverie の“月の舟歌”を
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月の舟歌
Liminal Reverie
月夜の海に、小さな舟が浮かんでいる。
そこに人の姿はない。
残されているのは、ただ一つの琵琶。
この楽曲「月の舟歌」は、
浮世絵師・月岡芳年の描いた「明子」の情景から着想を得た作品。
舟の上で歌われたであろう声は、
波に溶け、夜に溶け、
いまはもう誰のものでもない。
それでも音は残る。
琵琶の響きと静かなビートが重なり、
遠い時代の物語を、月の下へと漂わせる。
これは、歌い手が消えたあとに残る
“声の余韻”の物語。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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