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日本のヘヴィロックバンド、Loopriderが、2015年にリリースしたデビューEP『My Electric Fantasy』の発売10周年を記念し、特別版をリリース。
『My Electric Fantasy (10 Years After)』と題された本作は、オリジナルEPに収録されていた主要3曲、「Kill La」「Satellite」「Farewell」を再録音したもの。新アレンジは、現在のバンドのライブパフォーマンスにより近いものとなっており、結成から10年を経てさらに深化した彼らのサウンドを体現。
「Satellite」と「Farewell」には、日本のシューゲイザーバンドCOLLAPSEのSHOKO氏がゲストボーカルとして参加。「Farewell」は、8分を超えるドラムレスのロングアレンジに全面的に再構築。オリジナル版では仄めかされていたシューゲイズの耽美な世界観と、重層的なギターサウンドを全面に押し出した、没入感の高い音響体験を提供。
レコーディングエンジニアは、長年にわたりバンドのサウンドメイクを担ってきたStudio ChaoskのTaka Kubo氏が担当。また、アートワークは、オリジナルEPのカバーを手掛けたイラストレーター、ナスタケオ氏による描き下ろし。この新規アートワークは、バンドとイラストレーター双方の10年間の芸術的成長を象徴。
Loopriderは、2015年8月19日にCall And Response Recordsより『My Electric Fantasy』でデビュー。シューゲイズ、メタル、J-POPの要素を融合させた独自の「ドゥームゲイズ」サウンドを確立。ボーカル・ギターのRyotaroは、Black Sabbathの重厚感、My Bloody Valentineの浮遊感、そしてThe Smashing Pumpkinsのメロディアスさを日本のロック/ポップ感覚と融合させることで、新たなヘヴィミュージックのあり方を提示。
2013年に結成されたLoopriderは、ボーカルとバリトンギターのRyotaro、ドラムのRyo7という「ベースレス」の編成で活動。RyotaroがバリトンギターをベースアンプとHiwattアンプの両方に通すことで、分厚い低音域を生み出す独特のスタイルを確立。『My Electric Fantasy』でのシューゲイズから、『Ascension』でのクラストコア、『Umi』でのポストロックまで、常にジャンルの枠を超えた探求を続けている。最新作は2023年リリースのアルバム『Metamorphose』。
“Riff from the earth, noise from the sea.” 2013年に結成された東京出身のヘヴィ・ロックバンド。2015年にレーベルCall And Response Recordsから『My Electric Fantasy』をリリース。以降2019年のアルバム『Ouroboros』、2020年の『MOON』などでメタル、シューゲイザー、ノイズ、ポストロック、ハードコアのジャンルをクロスオーバーさせ、自身の「ヘヴィミュージック」の定義を繰り返し塗り替えている。