いつか終わりが来るとして (上)のジャケット写真

歌詞

生花

イノサイド

枯らさない様に

造花を贈った 僕が

枯れてしまわない様にと

何故だか願った

水をあげるよ

その体に秘めたもの だけ

連れて行くんだ

まだ息の音が聞こえるから

行くんだ

言葉なんて嘘っぱちだろう

偽物みたいな 花束

気持ちだって嘘だろう

作り物みたいだ

あなたは

本当は誰も知らない

あなたがあなたであること

本当は誰も知らない

僕が造花を枯らしたこと

夢みたいな 夢でありたいが

本物がいい 本当はどこ?

枯らした末路 そこに

ありませんように

水をあげるよ

その体に閉じ込めた もの

連れて行くんだ

枯れゆく音追いかけて まだ

迷っちゃったっていいじゃない

弱っちゃったっていいじゃない

枯らしちゃったっていいじゃない

迷っちゃったっていいから

弱っちゃったっていいから

枯らしちゃったっていいから

生花がいい

  • 作詞

    晴百音月子

  • 作曲

    晴百音月子

いつか終わりが来るとして (上)のジャケット写真

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いつか枯れてしまう花のように、儚い物語を収めた短編小説集のようなアルバム。
都会的なサウンドの”命模様”
クラシカルな雰囲気から始まる”白昼夢”等
終わりをテーマにした様々な曲が繰り出す哀愁漂う世界観。

アーティスト情報

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