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8月に9年ぶりの新曲「Dance In The Dark」で活動を再開したKOHEI JAPANが早くもニューシングル「ウルチのタコのように」を完成させた。一見不可解なタイトルは、ヒップホップの聖典として長年愛され続けている定番ブレイクビーツ集『Ultimate Breaks & Beats』がモチーフ。好事家の心を絶妙に刺激してくるコンセプトのもと、試行錯誤だらけのヒップホップライフをユーモアとペーソスが交じり合う筆致で綴った内容はまさにKOHEI JAPANの真骨頂。ローファイヒップホップ好きにも強くアピールしそうな本人制作のチルでメロウなトラックの心地よさも含め、このカルチャーにどっぷりと浸かったすべてのB-BOY/B-GIRLのサウンドトラックになり得る最高に愛おしいヒップホップ讃歌だ。闘病生活の中での「もがき」を題材にした「Dance In The Dark」の緊張感と対照的な曲ではあるが、この振れ幅が現在制作中という久々のアルバムへの期待を高める。

音楽ジャーナリスト/ラジオパーソナリティー/選曲家
高橋芳朗

過去ランキング

ウルチのタコのように

iTunes Store • ヒップホップ/ラップ トップソング • 日本 • 54位 • 2023年12月1日

過去プレイリストイン

ウルチのタコのように

Spotify • New Music Everyday - tuneTracks (curated by TuneCore Japan) • 2023年12月2日

アーティスト情報

  • KOHEI JAPAN

    1991年、Mellow Yellowを結成。日本語ラップシーンの興隆を担う。 2000年、ソロ名義となるアルバム「The Adventures of KOHEI JAPAN」をリリース。独自の世界観で、その名を業界内外に知らしめた。 以降、フル・アルバム、シングルを各々1枚リリース。トラック・メイカー、リミキサー、作詞家として数々のアーティストをプロデュース。ラッパーとして様々なアーティストとのコラボレーションも精力的にこなす。 2007年、活動の場をメジャー・フィールド<Knife Edge/PONY CANYON>に移し、”家族愛” をテーマにしたコンセプトアルバム「Family」をリリース、ロングラン・セールスを記録。 からの2010年、4thアルバム「大人チャレンジ」をリリース。 2013年、ソロ活動15周年を記念し、全てのキャリアを網羅する3枚組のコンプリート・ベスト、”コーヘイジャパンはかく語りき・The Best of KOHEI JAPAN” をリリース。渋谷でリリース記念のワンマンライブを成功させる。 その後充電期間を経て、活動の場をTUNECOREに移し音楽活動を再開。リリックに独特の世界観を持ち、ラップであらゆるテーマを表現出来る、唯一無二のヒップホップアーティストである。

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    KOHEI JAPANの他のリリース

坂間音楽出版