小競り合いばかりの
掃き溜めの内側
椅子取りゲームが
殺りくにつながる
盗んでは売りつけ
殺しては生かして
灰色の小人が
カオナシと踊った
不気味な雷鳴とともに
透明の骸骨が笑った
分厚い雲の隙間から
獰猛に輝く天使たちが
暗闇に蠢く
無様な弱蟲たちを
まぶしすぎる美貌で
すべてを焼き切った
弱くても、ダサくても
限りなく広い世界で
手の届かぬ美しさに
とことん打ちのめされよう
- 作詞
尾花高志
- 作曲
尾花高志
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「現実」とはいったいなんなのか?「今」は「今」と言った瞬間に、「今」ではなくなる。頭で捉えられない瞬間を我々は、確かに生き続けている。考えれば考えるほど、「ゼロ」でしかありえない「現在」。しかし、「ゼロ」にいかなるものが「存在」出来るのであろうか?そんな問いに憑りつかれた私、尾花高志が、正気と狂気の狭間から絞り出した渾身のサードアルバム、「弥生地獄」。
歌とアコギのみ。全ての装飾をはぎ取った「弾き語り」、そして「一発録り」という選択。弾き語りの一発録りでしか表現できない疾走感。それにこだわり抜き、ロックンロールを極限にまで凝縮したアルバム!!!
作詞・作曲・演奏:尾花高志
ミキシング・マスタリング:川島健介(https://audiostock.jp/artists/20522)
アート(「あなたに会いたかった」):成田雄智
ジャケットデザイン:Nobuyasu Manaka
アーティスト情報
尾花高志
ボーカルとアコギのみで、赤裸々な気持ちを歌う「縄文ロックンロール」で魂を燃やしております。
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