この人生が褒められることは
生きてる内にはもうないだろう
泥沼みたいな倦怠感の
動かぬ身体を貫く衝動
ドールの脚を舐めて糸引く
唾液の臭気に狂喜を覚え
猟奇的ビョーキ 正気の放棄
今日気がついた狂気の領域
私の生きがい このスマイルと
誰かの悲哀がイコールならば
いっそこのまま朽ちるほうがと
溢れる涙はスコール 滂沱
コウウツ剤をガリガリ噛んでた
窓辺でまどろむ日曜の夕方
視界にうつるあそこの路肩
サマードレスの少女の姿
堕落 奈落 歌って踊る
Noiseの混ざる レコード回る
万年スランプ スラップスティック
Paint it Black アイゴー 極楽
Dance Dance DJブース
ダークなトラック どぎついグルーヴ
Trap Drug Trip Black Flag
DOPEなループ
堕落 奈落 シュールな集落 クールなスラング
止まったクロック 狂気のオグル
全員クランケで 獲物はトランク
Down Down ウールの毛布
飛び出た か細い真っ白い脚
まじわり はじまり
絡まり 血溜まり
ドールのHole
埒を明けて チャックをあげて
またやっちまった 声をあげて
爽快と後悔の境界線上で
業火の焦げあと 崩壊寸前
私の存在 生は罪
とはいえ聞くに自死も罪
おそらく詰んでる崩れた積木
真暗闇でまた絞る膿
人生は残酷 例外は置いとく
人間だけが持ちうる道徳
己の存在に意味意義求める
愚かな行為となぜだか思える
死刑にならないあの子供たちに
奇形にされた心の形
よろけて倒れる姿を笑われピエロになって
消えろと蹴られ
屋根裏部屋に登る少年
パーティーの夜に置いてけぼりの
ひとりぼっちの闇夜の中で
誰にも言えないショーの幕開け
秘密のLaboで欲望開放
額に汗かき愛撫と解剖
小さな体を震わす官能
本能に準じた破壊活動
あどるむ 鎮静
その後 覚醒
生きては堕ちて
堕ちては生きて
生きては堕ちて
堕ちては生きて
- 作詞
Mr.Morick
- 作曲
Mr.Morick
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Memento Morizone
Mr.Morick
- 2
Summer Day Service
Mr.Morick
- 3
Revolution 93
Mr.Morick
- ⚫︎
堕落浄土のブロックパーティー
Mr.Morick
- 5
IWGPig
Mr.Morick
- 6
Cannibal Carnival
Mr.Morick
- 7
おやすみボードレール
Mr.Morick
ダークでスカムでクリーピーでポップでカオスでキュートでドープなヒップホップ
アーティスト情報
Mr.Morick
異変が起きたのはあの夜からだ。--ガリガリ君の「あたり」を3連続で出してしまったあの夜からだ。 おれの脳は一体どうなってしまったんだろう? 前触れもなく猫アレルギーになった中学時代と同様、なぜだか突然メロディーが浮かぶ体質になってしまった。 通勤途中の駅のホーム。脳から湧きでてくるメロディー。 慌てるおれ。取りだすスマホ。録音アプリ起動。 --鼻歌を歌いながら得意先へ電話をするカジュアルな男と見せかけて、メロディーを忘れないよう録音する毎日だ。ホームのJKの視線が痛くてしょうがない。 それでも曲を形にして再生ボタンを押せば、些細な羞恥心なんて吹っとぶ。 おれは体を震わせながら、いつだってこう思う。 「――神曲じゃねえか」と。 正直、これからおれがなにをしたいのか自分でもよくわかっていない。ただこれだけは確かだ。 今のおれは、ロッカーだ。
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Factotum Records