Utakata Front Cover

Lyric

Utakata

Mizore

遣る方無く臥して

時化る部屋と融ける時計

暮れ泥む侭 不首尾な侭で

澱む夢に浸り濁り

其処は怠惰に塗れ

余りにも蒼然たる景色で

満たされずに底に沈むだけ

久しくなるあの日の行方は

泡になって浮かんだ

哀惜の海のダイバー

今夕の差し含みで滲んだ

遣る方は見つけられず

灯点し頃 困じる程

想える筈が 見えるは僅か

澱み 浸り 溺れ 薄命で

声は途絶え雲隠れで

行く先は未だ知り得ず

茫漠の奈落の底に堕ちる

戻らぬあの日の行方

泡になって混じった

いつしかの蒼い泪

仄暗い過去を潤し爆ぜた

無数の泡沫になる僕は

哀惜の海のダイバー

今夕の差し含みで染まった

生温い風と 静寂で

包まれた街を偲んだ

止め処の無い様に

円かな祈りを

滞る部屋と 寂れたアパートに

付かぬ蛍光灯

止め処の無い様に

円かな祈りを

捧げる迄…

泡になって浮かんだ

哀惜の海のダイバー

今夕の差し含みで滲んだ

  • Lyricist

    Mizore

  • Composer

    Mizore

Utakata Front Cover

Listen to Utakata by Mizore

Streaming / Download

  • ⚫︎

    Utakata

    Mizore

Vocal : Mine Raru
Music : Mizore
Artwork : kimi1

"