「さっき言ったことって？」 君に聞き返してみたり
「やっぱり気にしないで」って 少しはにかんでみたり
そういう日々過ごして いつか青春になったり
不自然で歪な日々が 突然幸せになっていく
たったそれだけなのに 僕らはすれ違っていく
思っていることと考えてること 言葉にできないもの
閉じこもっていたい2人の世界が やがて幻想に変わる
突然降り出した豪雨
早朝澄んだ空気で 頬が冷たくなり
アスファルト赤い手袋 君を思い出したり
雨に打たれ 雨に打たれ 君の優しさを知る
雨に揺れる 雨に揺れる 僕の世界
ありふれた言葉で後悔したりして 忘れることができない
あまりに突然で問い返す僕に 君の出した最後の答えは
雨の中に消える
雨の中に消える
僕の希望的観測
- 作詞者
なるも
- 作曲者
なるも
- レコーディングエンジニア
Natsuki Iwamoto
- ミキシングエンジニア
Natsuki Iwamoto
- マスタリングエンジニア
Natsuki Iwamoto
- ギター
なるも
- ベースギター
なるも
- ドラム
なるも
- ボーカル
なるも
- バックグラウンドボーカル
なるも
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- 1
生まれ落ちていく
なるも
- ⚫︎
希望的観測
なるも
「生まれ落ちていく」
シリアスで切なげな雰囲気のコードから始まる1曲。生まれ落ちていくという一節が印象に残るが、ここで表れているのは生命規模の現象よりも、個人の意思に宿った感情のほうが近い。まるで海の底から浮上していくような展開を、空白を配置したタイトな音像で表現した。メンバーのルーツである2010年代に活躍した国内オルタナティブロックバンドの影響がサウンド面に強く滲み出ている。
「希望的観測」
無骨な8ビートがどっしりと支える、疾走感のある1曲。デモの段階から4つのコードのみで作成されており、重なるギターフレーズによって展開の色が変化していく。曲間のリズムセクションでは踊るようなベースリフが耳に残り、雨の中を彷徨っているような錯覚を覚えさせる。シングルの裏面に位置する曲だが、2つ目のA面と評するに十分な力強さを持っている。
