Lyric

暮れてゆく街を独り見下ろし佇む

この取り留めのない気持ち

貴方はきっと泣いている

ボタンを一つ掛け違えただけの未来

見窄らしさを傷口に塗りたくって

一体何になるっていうんだよ

アナタのその声は誰かの願いだ

なぁそうだろ？

あの時の涙は誰かの希望だ

それを抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて

この目が眩む程美しい貴方自身を

ねぇ心は

とうに知っているでしょう

だから余所見をしないで

明けてゆく街を一人見上げて彷徨う

其処にしか無い気持ち

アナタはきっと覚えている

アナタのその夢は確かな光だ

なぁそうだろ？

あの時の痛みは価値ある痛みだ

それを抱いて抱いて抱いて抱いて抱いて

その目が見えなくなるその前に

抜け出してみよう

ねぇ今夜

この世界ただ唯一の

貴方はそう貴方自身になれる人

その手に触れられなくなる前に

手を繋ぎ合おう

嗚呼今夜

この世界ただ唯一の

美しく花の様で在れる人

燃えてゆく街を二人見上げて佇む

此処にしか無い気持ち

僕等はきっと忘れない