Last Breath, Last Kickのジャケット写真

Last Breath, Last Kick

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トラックリスト

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ありふれた勝利至上主義のスポーツ応援歌や、EDMの安易なビルドアップ、そしてハイグロスなポップスの洗練を100%パージし、「ペナルティキックの瞬間、スタジアム全体の8万人が一斉に息を呑む静寂の恐怖(quiet dread)から、ゴールが決まった瞬間のスタジアム全体の地鳴りのような爆発(screaming joy)」へと突き抜ける、BPM140の極上シネマティック・スタジアム・カオスポップ(cinematic stadium chaos-pop)です。「40メートル先のゴール、呼吸を忘れた脚、見知らぬ他人が隣で泣き出す瞬間」といった、スタジアム特有の脳内ハメ殺しのダイナミズムと、そこへ至る人間の脆い恐怖(vulnerability-to-explosion arc)を、感情が決壊してひび割れた生の肉声(raw male vocal with cracked emotional breaks)でスリリングに描き出しています。

ピッチ補正(オートチューン)を一切使わないボーカルは、ヴァースではレディオヘッド(Radiohead)直系の不穏で息詰まるような呟き(harmonic unease)で進み、サビ(コーラス)に突入した瞬間、ステレオ幅が左右140%のパノラマへと劇的に全開放。完璧なデジタルグリッドを破棄して心地よくヨレるラフな多重録音(layered voice doubles of imperfect pitch)が、合成された群衆の咆哮(synthetic crowd roar)をパーカッションとして巻き込みながら雪崩れ込みます。リズムセクションには、心臓の鼓動を模した地響きのようなタムの連打(thundering floor tom accents)とポストパンク直系の鋭いベースラインが走り、その低層には緻密に計算されたラテンパーカッションのゴーストノート(Latin percussion ghost notes)が潜むことで、狂暴なまでに肉体的なグルーヴをビルドアップ。中盤のブリッジでは、すべての音響が削ぎ落とされてタムとベースだけになる無警告の引き算を敢行。そこから「彼らは君の名前すら知らない、それでも君を愛している!」という感情の決壊を合図に、最後はスタジオの自動フェードアウトに逃げることなく、熱量が限界を突破した言葉の途中でリミッターがゲートを閉じるように遮断され、残響を1ミリも残さずスパッと完全な真空の静寂(instant fader cutoff)へと着地する大傑作アート・ミニマリズムです。

アーティスト情報

  • Negi0723

    Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。

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