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ONE MORE OLE

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トラックリスト

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現代のありふれたトラップ・パーカッションや、シリアスすぎるアート・ロックの説教臭さを100%パージし、ファットボーイ・スリム(Fatboy Slim)やケミカル・ブラザーズ直系の90年代ビッグ・ビート(Big Beat)と、無骨なファスト・ダンスロックの肉体性を融合させたBPM132の極上オルタナティヴ・ロック・レイヴです。「所持金ゼロから始まるパーティ、システム崩壊のカウントダウン、5分前までスマホを弄っていた男が群衆のなかで理性を忘れていく瞬間」といった、都市型フェスがもたらす集団ハメ殺しのダイナミズムと、最高に愛おしい知能低下(playful stupidity explosion)を、不敵なストリートの不敵な物言い(cheeky conversational male voice)でコミカルに煽り立てる狂作に仕上がっています。

最大の快楽は、音楽的なメッセージや複雑なコード進行を一切拒絶し、ただ一つのフレーズを限界まで引き延ばした「3つの言葉による催眠ループ(3-word hypnotic repetition loop)」。マイクの振動板に唇が圧着する5cmの至近距離(5cm close mic'd playful male vocal realism)で捉えられたピッチ補正なしのボーカルは、ヴァースでは未編集の生意気なスワッガーでまくし立て、サビに突入した瞬間、ステレオ幅が左右140%のスタジアム・パノラマへと全開放。まるでサッカーの応援席のような熱量で叫ぶ万人規模の爆発的な集団シャウト(140% crowd shout unison chorus)へと雪崩れ込み、アナログテープの飽和感(continuous analog tape bus pressure fader pressure)が効いたお調子者のキッチェなギターリフやブラスヒットと見事なコール&レスポンスを展開します。機械的な完璧なリズム(グリッド)をあえて放棄したルーズなスタジアム・ドラムと、低音を密かに走るファンキーなサンバ・パーカッション(unquantized samba percussion break)が、心地よくヨレる人間のリズムとして最高にゴキゲンな推進力を演出。中盤のブリッジ(2分10秒)では、すべての轟音が突如として消滅し、低域のベースパルスと呟きだけになる無警告の引き算(stadium blackout bridge collapse)を敢行。直後に襲いかかる「3秒間の完全な無音(フェイクエンディング)」という冷徹な空白を踏み台に、マイナス8 {LUFS}という超高音圧のまま最終サビへとノーモーションで再点火(フルパワー・デトネーション)します。最後はスタジオの自動フェードアウトに逃げることなく、「OLE!」という言葉の途中でリミッターがゲートを閉じるように遮断され、残響を1ミリも残さずスパッと完全な真空の静寂(instant cutoff)へと着地する大傑作アート・ミニマリズムです。

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