たとえば苦手なもの教え合って
お揃いだったあなたとでさえ
やっていけないってこととか発見
いくら物分かりが良くなっても
赤く染まるバッテリーと西の空
雑に済ます仕事と一人のご飯
忙しいなんてのはいつものことか
気がついたら
埋めすぎちゃってた余白
置いてきたものが恋しくなって
渋くて苦いものも美味しくなって
あらがってたものが微笑み出しても
まだわからないとか言って
逃げてみせる
余裕があれば観れたドラマを切って
映画みたく生きる憧れた人生
後悔はないとか
言うタイプじゃないし
たまに後ろ振り返るの許しちゃう
自分に
また言い聞かす
「もっとシンプルに」
大人に近づきたいこのfeelings
そしてガキみたいにthinking
矛盾してばかりの俺の日記
伸びてきた影ブリーチした髪
色褪せたくらいで捨てられない過去
愛おしくすら感じる古い痛み
高いビルの隙間日差しを睨む
なんとか重要な場面に
巻き込まれたくて
あてもなく彷徨ってる
Monday to Sunday
読み返す暇だってほとんどないけど
続き書かせてよ
赤く染まるバッテリーと西の空
雑に済ます仕事と一人のご飯
忙しいなんてのはいつものことか
気がついたら
埋めすぎちゃってた余白
置いてきたものが恋しくなって
渋くて苦いものも美味しくなって
あらがってたものが微笑み出しても
まだわからないとか言って
逃げてみせる
- 作詞
Lil taro boy
- 作曲
Lil taro boy, famousboy
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- ⚫︎
Diary
Lil taro boy
日本語ラップシーンでは他に見ない感性。
それは生活に寄り添う、簡単で奥深い言葉選びと、素直な向上心。
幅広く影響を受けてきた音楽性が垣間見えると同時に、そこに光る丸みを帯びた彼の姿勢は、独自の道を突き進もうとするある種の尖りすら感じられる。
サウンドやフロウはあくまで今っぽいアプローチ。そこに彼にしかない辿り着かないリリックが乗っかった、Lil taro boyの注目の新曲。
アーティスト情報
Lil taro boy
東京を拠点に活動するラッパー。サウンドクラウドラッパーがシーンに大きな影響を与えた頃楽曲制作を始めたLil taro boyは、例に漏れず「Lil」を冠し活動を開始。平凡なリアルを離れずに表現を模索する彼のリリックには正直でユニークなワードが並び、その親しみやすさがヒップホップファンのみならず幅広い層の共感を呼んでいる。2021年には1st EP「時間芸術」、2023年には2nd EP「To me」をリリース。2023年より中目黒SolfaでのHip Hop / Base Musicパーティー「HOPES」を主催している。
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