Reminiscence Front Cover

Lyric

Tempting Sandbox

BATCH

僕がまだ物心

つくかつかないかって頃に

この砂場は作られたんだ

広く自由な遊びの場

やがて人々は集まって

溶けてしまいそうな熱に包まれ

見たことない色をなしていた

息も止まるほどに惹かれたんだ

だけど天賦の弱い心だから

この砂場にさ飛び込んでみたくて

心臓高鳴るけど

その一歩が踏み出せなかったんだ

僕は本当に情けないね

勝手に孤独に沼ってるような醜態で

砂場の宴を眺める人生

なんてもうお終い!

ここは時間無限に感じるほど

魅力的な場所日はまだ沈まない

無尽蔵の砂で僕も創ってみたいから

ここで一つお尋ねするが

僕もこの砂場で遊んでいいかい?

この砂場はさ、いつだって

楽しんだもん勝ちらしいね

一等星の笑みの花華

咲き乱れてる砂場なのに

優劣などは関係なしに

楽しむ場なのにこれまでの僕は

劣等生で無個性だからと

「混ぜて!」の一言溝に捨ててた

でも手を引かれもう孤独じゃない

思考乱すほど闇は皆無

フラッシュバックの余地ないほど

弱かった昨日までの僕は

消してしまった

ギルティな過去もう呪わなくていい

僕同様に迷った

顔も知らんような誰かに

届かぬ距離じゃないことを見せて

一歩踏み出すその理由になりたい

僕は今ならもう大丈夫

ハウツーもノウハウも何もないけど

感情はもう上々だから

さあさ、遊ぼう!胸張って!

楽しくて時間速く感じるから

沈んだとしても日はまた昇るだろ

先に立たぬ悔いを残したくはないから

思い立ったが吉日だと

僕は砂場来たい人に伝えたい

引き篭もってなきゃいけなくても

進めないほど強い風が吹いて

消失しちゃいそうでも

誰も触れず消える運命じゃなかった

化石になっちまいそうな懐かしのものも

トびたくなるほど美しい

造花のようなアーティファクトも

悪くないどころじゃない最高じゃん!

全部揃ってる!残ってる!生きている!

ここまでの僕ただのエピゴーネン

皆の過去の標見て模倣しただけ

見て倣って作るしかできていないけど

ここに惹かれて作り出した

僕は見習い駆け出しクリエイター

ここは時間無限に感じるほど

魅力的な場所日はまだ沈まない

無尽蔵の砂で僕も創ってみせるから

ここで一つ宣言するが

僕もこの砂場でこれからは遊ぼう!

  • Lyricist

    BATCH

  • Composer

    BATCH

Reminiscence Front Cover

Listen to Tempting Sandbox by BATCH

Streaming / Download

Artist Profile

"