Lyric

「大好きな君にチョコを作るね」と

君に言われて喜び隠せず

どうしようもないほど馬鹿みたく

子どもみたくはしゃいだ僕だ

「プロのショコラには劣るけれどね」と

君は笑って言うけれど

僕には勿体ないくらいの

君がくれたブラックショコラ

感情は恋では済まず

愛へと変わり君に魂震えた

ここは何もかも揃ってた

君の声も姿も優しさも

こんなにも幸せだと何もかもを

見失いそうだった

この恋は

忘れられぬほどに甘い

それはまるであの頃君がくれた

ショコラのようだ

それからも君は毎年律儀に

ショコラをくれて愛もくれた

こんな幸せな時間いつまでも

続けばいいなんて思った

でもね神様は時に意地悪で

ある時チョコ差し出した君曰く

「私の嚢胞と同じだね」と

やめてよそのブラックジョーク

でもその言葉はジョークじゃ済まず

病に変わり君の玉の緒尽きた

ここは何もかももうないね

君の声も姿も温もりも

絶望に涙して何もかもが

見えなくなった…嗚呼！

この恋は

忘れたいくらいに苦い

それはまるであの頃君がくれた

ショコラのようだ

甘いショコラ苦いショコラ

全部君がくれたもの

甘い恋も苦い過去も

全部君と味わったもの

甘いショコラ苦いショコラ

全部君がくれたもの

甘い恋も苦い過去も

全部君と味わったもの

この恋は

忘れられぬほどに甘い

それはまるであの頃君がくれた

ショコラのようだ

この恋は

忘れたいくらいに苦い

それはまるであの頃君がくれた

ショコラのようだ

この恋は

とても甘くて苦い

それはまるであの頃君がくれた

ショコラのようだった