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「地球儀のアデュー」は、海の向こうへ帰る恋人に「待っていてくれ」と告げられた冬の夜、追う前に自分から手を放す決意を描いたミディアムテンポのシティポップ。
広尾の部屋、机の上の地球儀、青い海をなぞる指、掌に甦る古い網目の跡、そして滑走路の灯を網ごしに見送った子供の記憶――いつも彼の国へ回していた地球儀を止める仕草が、去られる側から先に放す側へと反転していく心象風景を静かに浮かび上がらせる。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、優しく差し出された愛に惹かれるほど、海を越えて追い、待つ者になりかけている自分に気づき、その頂点で自ら距離を戻す大人の決断。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、都会の夜、部屋の空気、海の向こうへの憧れと別れの温度差を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
回していた地球儀を棚に戻し、傾いた軸に指を触れて灯りを落とすその瞬間、理由を告げないまま冬の夜は静かに閉じていく。
待つのでも追うのでもなく、自分から先に手を放す――そんな成熟した別れを描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
nanayon music