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「夕立のランデブー」は、夏の夕立に降り込められたバス停で、見知らぬ人と一本の傘を分けながらも、名前も再会も交わさずに離れていく遭遇を描いたミディアムテンポのシティポップ。青梅街道沿いのバス停の屋根、過ぎてしまった時刻表の数字、ひらく傘の音、こちらへ傾く縁、半分だけ濡れた肩――ひとつの傘の内側でこもっていく雨音が、近づきながらも相手に預けない距離のかたちを浮かび上がらせる。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、傘に全部は入らず片方の肩を濡らすと決め、遭遇を遭遇のまま置いて自分の足でバスに乗り込む、対等でいようとする大人の孤独。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、夕立の街、こもる雨音、触れない肩の線、来ないバスを待つ癖を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した一曲となっている。
傘の縁から雨のカーテンを抜けてステップに足をかけ、窓の向こうで傘をたたむ人を残したまま、耳の奥にこもった雨音だけを連れて帰る。――そんな、名前を持たない数分をそのまま抱えて前へ進む静けさを描いた楽曲。
Produced by nanayon music.
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
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