A Pathetic Comedy Front Cover

Lyric

A Pathetic Comedy

Masaki

A Pathetic Comedy

何処かに素敵な奴はいない?割とマジ。

今の彼は、流行りの「姫」に夢中みたい。

騙されたとは言えないけれど、ムカつくわ。

もう苛立ちに任せたまま、誰かに八つ当たりしたい!

この頃この男、あたしを軽く見てる。

二人での想い出も、うろ覚え。

そりゃあ、あんまりでしょう?

記念日のデートでも、髪型を変えたのよ?

気が付いて欲しいけれど、今ではもう期待できなくて。

本当は気づいている。

いつでも下を向いて、誰にそのラブコール 送りつけたのよ…ねぇ?

いい加減、中指をつき立てるわよ?ほら!

『いつか、君と幸せになりたい』

そんな願い、今更もう空し過ぎて、

独り、声を押し殺して哭いた。

そろそろ、他の誰かによそ見して良いかな?

ねぇ、声が聴きたいよ。

ひとまず冷却期間、置いてはみたけれど、

よくよく気づいたら 反省するような彼でもなく、

散々あちこちに粉をかけ、ヒカれても

「いつもの事だし」とすまし顔。もう、情けなくて。

もう少し、女の子をコケにするのはやめて!

やることさえやれば、「その他」はどうでも良いの?

温もりが冷めちゃうよ、それでも良いの?…バーカ!

他の誰もが「マシな人を見つけたら?」と呆れ顔で、

選り取り見取りの人をキャンディーみたいにお勧めしてくるけれど、

『誰か』みたいに、よそ見なんてしたくないの。

ねぇ、君の事ですけど!

仕事をサボり、ライブに行っても、

カラオケで、叫び声をあげても、

焼き肉を一人で平らげても、

浴びるほど酒をガブ飲みしても、

独りじゃ何もかも楽しめずに、

過ごしたらいつの間にかご老人。

アレもコレも、込みで惚れた弱み…。

今更、捨てるには遅すぎ。

叩かねば治らぬ、彼の性根。

どちらかが折れるまで続くようで、

飽きずに試してみる『泣き落とし』。

太刀打ち出来ずに嘆くあたし。

サイッテーだけど、探す『代わり』。

いつかは過ぎる若さに焦り、

心が揺れる金や肩書。

ところが飢える、彼の『あるがまま』に。

気づいてよね。君だけが、あたしの居場所なの!

他の誰もが「まともな恋をしなよ?」と 肩をすくめて

ハンサムなATMを、キャンディーみたいにお勧めしてくるけれど、

『誰か』みたいに、よそ見なんてするもんか!

だけど怖い…君があたしを捨てるのかと。

震えながら、毎日思い詰めているのよ。

…もう、キレてもいいかしら?

嘘だよ…。まだ君が好きだから…

  • Lyricist

    Chief Meat

  • Composer

    Chief Meat

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    A Pathetic Comedy

    Masaki

Artist Profile

  • Masaki

    Masaki is a non-binary singer who has the senses of both men and women, capable of singing in all genres of music. Her comforting tone of voice helps to invigorate and/or revitalize listeners who are depressed. Her career as a singer began with "niconico" in 2008, then in 2014, she joined hands with Chief Meat, a track maker specialized in making Vocaloid-based tunes, to create their own original music. They have been on hiatus for a short period, but now they are back and currently working enthusiastically on social media, including "Cluster", the metaverse app, "Uplive", the live streaming app, and so on. "Thank you for taking the time to listen to our songs. I like to express gratitude for my past self, and for the hopes of who I could be in the future, by singing. We are everything we face in our lives. I hope our songs can put the light in your heart!" - Masaki.

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