

グラスの中のアイスが
溶けてしまうまでは
見ないふりする
スーツを置いてリズムに合わせ
明日も見ないふりする
重いヘルツで
心が浮いて
真っ赤な数字も
あの子のリップも
ほんとにどうでもよかった
あたしがあたしでいられるための
必要でも嫌いなもの
低いヒールは
踊りにくくて
思い出す
夕暮れまで野原をかけ
まわって
よく小枝を踏んでしまったこと
赤くにじんで
痛くて泣いてた
立派なステップで
日々を超えて
振り返って気づいたこと
真っ白な今までの道に
いくつもの好きなこと
高いゆびわも
欲しくはなくて
朝まで
踊り踊ってるような人生に
私は
このままが続けばいいと思えて
低いヒールじゃ
踊りにくくて
裸足で
ありのままの素直なステップで
世界が
私の一部になって見えて
世界は
どうもひどく単純なリズムで
誰もが
踊り踊れるようなリズムで
一つになれるようなリズムで
誰かと共に
踊れるように
低いヒールと
スーツを持って
- 作詞者
澄
- 作曲者
澄
- プロデューサー
澄
- マスタリングエンジニア
澄
- ソングライター
澄
- アダプター
澄
- パーカッション
澄

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- ⚫︎
眩暈
澄
グラスの中のアイスが溶けてしまうまでは
見ないふりするスーツとリズム。
低いヒールじゃ踊りにくくて、裸足で
ありのままの素直なステップで、
世界が私の一部になって見える一曲。
アーティスト情報
澄
澄(すみ・Sumi)は、2026年4月から音楽活動を始めた日本のシンガーソングライター。自作の詞と曲で、一貫して「うつろうもの」を描き続けている。 作家性の核は、「平易な日常語で、精密な言葉選びと構造的驚きにより感情的深度を実現する」こと。特別な語を使わず、誰もが知る言葉で書きながら、その配置と構造によって深い余韻を残す。「うら」「きのうとかあした」「ふわり」「ひらひら」等、擬態語や古語を現代語に溶かし込む独自の言語指紋を持つ。 2026年4月にファーストシングル「風」、同月に「petrichor」「microbit」をリリース。5月から6月にかけて「butterfly」「ブーケ」「maria age」の4連打、続いて「ペトリコール」「想」「comet」「夏」の第2章を週次リリースで展開予定。各曲が単体で完結しながら、4曲で一つの物語弧を描く連作構造を採用している。 音楽的にはジャンルに固執せず、電子音楽からアコースティック弾き語り、世界音楽的な試みまでを自由に横断する。だが根底には一貫して、うつろいと静けさを巡る美学がある。J-POPの多弁さに対するアンチテーゼとして、「余白」を主要素として設計している。 リリース直後から海外リスナーにも届き始めており、TikTok等SNS経由で日本語話者以外の聴き手にも自然拡散が生まれている。 「表裏なく、うつろう」——澄の楽曲は、多くを語らないことで、多くを届けようとしている。
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