老人は海岸で記憶のページを捲る
想像が現実に少しずつ重なる
永遠の中に居た ふたりを映し出す
太陽とよく似た君の顔が浮かぶ
意味が無いことは知っている
それでも手を伸ばしてしまうんだ
君の記憶が 今も僕を
生かしてること知ってるかい
言葉も温度さえも
皺を増やした今の僕も届かないが
君はくれた 変わらない愛を
アンブロイドの花束を
静寂が反射して水面に顔が映る
僕だけが随分と
変わってしまったみたいだ
永遠の中に居る 君は美しいまま
その事実が一段と悲しみを誘う
君が大切だなんて
失う前から気付いていたんだ
だからいつも君を見ていた
時間がふたりを遠ざける
愛しさと悲しみは
違うようでよく似ていたんだ
今度は僕が君に贈ろう
変わらない愛を
アンブロイドの花束を
アンブロイドの花束を
アンブロイドの花束を
- 作詞
渡井 翔汰
- 作曲
渡井 翔汰
Varrentia の“アンブロイドの花束を”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
Dead End Holy Land
Varrentia
- 2
PALE BLUE DOT
Varrentia
- 3
RAINBOW'S END
Varrentia
- 4
Ordinaries
Varrentia
- 5
失楽園
Varrentia
- ⚫︎
アンブロイドの花束を
Varrentia
- 7
Piece of cake
Varrentia
- 8
オルター
Varrentia
渡井翔汰のソロプロジェクトVarrentiaの1st Album。前作"FRACTAL"から約1年半振りのフィジカル同時リリースとなる。今作は渡井の死生観を反映した歌詞世界を"死によって潰える聖なる国"を意味する重厚なタイトルで表現、冠しているが、その実これまで自身を形成してきたJ-ROCKと海外のオルタナポップに影響を受けた軽快な楽曲が多く収録されている。
戦争や暗殺、暗いニュースばかりが続いた2022年にかかれた"Ordinaries"や、音楽の元を離れてしまった友人に宛ててかかれた"オルター"、会場限定発売されていた"PALE BLUE DOT"などライブ定番曲をはじめ、退廃的な街を生きる二人を描いた"失楽園"、亡き大切な人に思い馳せる老人の物語"アンブロイドの花束を"など、新曲も含めた8曲入りのアルバムとなっている。
アーティスト情報
Varrentia
2021年6月に活動休止したロックバンドHalo at 四畳半のVo&Gt渡井翔汰によるソロプロジェクト"Varrentia"。アーティスト名の由来は物語を意味する"Narrative"のアナグラムとなっている。
Varrentiaの他のリリース
幻獣出版