Geminiのジャケット写真

歌詞

白鳥の静寂

HifumiYo

ぶつけられる 鋭い言葉

どこか 遠い国の出来事のように聞いてた

熱くなっていく 向こう側の景色に

一滴の熱量も 注ぎたくない

同じ土俵に 降りていくための

理由が どこにも 見当たらない

無意味な 優劣のゲームから

静かに ログアウトしただけ

感情を 分かち合うフェーズは

もう ずっと前に 通り過ぎた

言い返すことに 心を裂くより

ただ 自分の時間を 守りたかっただけ

溢れる言葉を 捨て去ることで

研ぎ澄まされていく 僕の輪郭

「言わない」という 選択が

僕を 本物の強さへ 導いていく

ピントのずれた 満足げな顔

安っぽい言葉 散らかすほどに

自分の値打ちを 削ってること

気づかないのは 幸せなのか

水面の下で かき続ける足音を

誰にも聞かせず 進んでいく

黙って 靴紐を 結び直し

それが いつしか 僕の生き方になった

ノイズの 届かない 心の奥

僕だけの 湖は どこまでも澄んで

そこには 誇り高き 白鳥だけが

誰に 媚びることもなく 舞っている

濁った言葉に 触れさせはしない

この 静けさこそが 僕のプライド

感情を 分かち合うフェーズは

もう ずっと前に 通り過ぎた

言い返すことに 心を裂くより

ただ 自分の時間を 守りたかっただけ

黙っているのは

考えることを 止めたからじゃない

ただ

この 静けさごと

自分を 連れていくだけ

  • 作詞者

    HifumiYo

  • 作曲者

    HifumiYo

  • プロデューサー

    HifumiYo

  • ミキシングエンジニア

    HifumiYo

  • マスタリングエンジニア

    HifumiYo

  • グラフィックデザイン

    HifumiYo

  • プログラミング

    HifumiYo

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『Gemini』 は、
人が内側に抱える二面性と、その揺らぎの中で生きていく過程を描いたアルバム。

欲や虚構、喪失、沈黙、衝動、回復、祝祭、愛、そして誕生。
13曲を通して描かれるのは、
矛盾を抱えながらも、それでも前に進もうとする人間の姿だ。

夜の街の滑稽さや、
誰にも見せない弱さ、
笑いと日常、成熟した親密さを経て、
物語は「生まれてくる理由」という原点へと還っていく。

Gemini は答えを提示しない。
ただ、光と影、強さと脆さ、
相反する感情が共存してもいいと、静かに肯定する。
これは音楽の形をした、ひとつの人生の記録。

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