天使論のジャケット写真

歌詞

天使論

累うれい

話せば分かるなら何も無くしていないのに

醒めるように時間だけ過ぎて征くの?

壊れた玩具を、現在も眺め続けて

奈何かして失策う

顔を擧げて

笑って

笑って

笑って

「瞳孔が天使を捉えた」

凡て委ね繋ぐ甘い國に堕ちる

手に余る憂いさえ

失くさないで生きて征けるのなら

何も要らない

是っぽっちじゃ如何にも

慰めにも成らない

正しくあれたなら

虚ろな眼で羽を広げ堕ちて征くの

掴んで

離して

縛って

未だ心が揺らいで

酷く静寂の中で

貴女の横顔を見ていた

うつくしくゆがんでいた

溢れる不安が胸に刺さる

不幸すら感光膜に為る

現在も

迷う

日々を

凡て委ね繋ぐ甘い國に堕ちる

手に余る憂いさえ

この苦しみと正しい規律さえ煌めいている

全部、もう貴女のものだ

  • 作詞者

    楽園市街

  • 作曲者

    楽園市街

  • プロデューサー

    三河ごーすと

  • ボーカル

    累うれい

天使論のジャケット写真

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    天使論

    累うれい

B-Grade所属バーチャルYouTuber・累うれいは、憂いや祈り、静かな痛みを、繊細で上質な歌声に滲ませるアーティストです。名前の由来でもある“憂いを重ねる”感情の層を抱えながら、天使のようでも人間のようでもない、どこにも属しきれない儚い存在感を持つキャラクターとして活動しています。設定上は、18世紀ヨーロッパから現代まで300年あまりを生きる存在であり、厳しい規律に縛られた天界からこぼれ落ち、自由な現代へ迷い込んだ堕天使という背景を持っています。彼女は、彼女と同じように厳しい規律の中で真面目に生きなければならない息苦しさを覚えている人たちに、堕落と救いを与えたいと考えています。
そんな累うれいの1stオリジナルソング「天使論」は、まさにその存在の核を象徴するために制作された一曲です。楽曲コンセプトは、“堕天使”を感じさせる仄暗く、美しく、儚い世界観。無垢さと痛み、静寂と揺らぎが同居する感情を、ピアノ、ストリングス、アコースティック楽器、シンセの浮遊感を織り交ぜた、メロウで幻想的なサウンドで描いています。
作詞・作曲・編曲は、幻想性と文学性を帯びた音楽で支持を集める楽園市街が担当。歌詞には、累うれい自身の持つメッセージである「堕落の肯定」と「規律の厳しい世界から自由を獲得する喜び」が込められ、豊富な語彙と巧みな言葉選びで表現されています。玩具やゲームといった娯楽に満ちた人間社会を「甘い國」と表現し、自由を獲得したことで初めて苦しみや正しい規律さえも受容できるようになるといった成長をも描いています。
さらに本作は、数々の物語世界を構築してきた作家・三河ごーすとのプロデュースによって制作されました。キャラクター性、世界観、物語性、そして音楽をひとつの軸で束ねることで、「天使論」は単なるデビュー曲ではなく、累うれいというアーティストの輪郭そのものを刻む“最初の物語”として完成しています。
静かで、透明で、どこか危うい。
累うれいのアーティスト性の出発点として、又、幻想的で仄暗い物語音楽を求めるリスナーに向けた作品として、強く印象を残すリリースです。

アーティスト情報

  • 累うれい

    株式会社テイルポットが運営するVTuber/Vライバーグループ「B-Grade」所属。人間界のゲームに現を抜かしていたらバーチャル天界から追放された限界堕天使。人間のことがもっと知りたくてインターネットに降臨した。 “憂いが重なる毎日に疲弊しているキミたちの現実逃避をお手伝いするよ” “さぁ、うれいと一緒に堕落の旅に出ない?”

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Minstrel

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