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春の風と、
少し遠回りな帰り道。
まだ何者でもなかった頃、
世界は今よりずっと大きく見えていた。
「小さな恋のメロディ」は、
幼さと不器用さを抱えたまま、
誰かを好きだった時間を描く曲だ。
言葉にできない気持ち。
ぎこちない距離。
夕焼けの川沿い。
ポケットの中で握りしめたままの想い。
大人になれば笑えるようなことも、
あの頃は全部だった。
アコースティックギターだけが静かに鳴る。
まるで古い映画のフィルムみたいに。
戻れない春の記憶を、
そっと歌い直すラブソング。
**Yuu(ユウ)**は、路上ライブから活動を始めたシンガーソングライター。 アコースティックギターを軸に、日常の風景や社会との距離感を、 感情を煽りすぎない誠実な言葉で描く。 派手な主張や断定を避け、 「誰のせいでもない違和感」や 「考えながら生きること」をテーマにした楽曲が特徴。 怒りや答えを提示するのではなく、 立ち止まり、迷い、それでも選び続ける姿勢を音楽に刻んでいる。 その歌は、路上で鳴らしていた頃の距離感を保ちながら、 聴く人それぞれの生活にそっと入り込む。 Yuuにとって音楽は、正しさを証明するためのものではなく、 今日を自分の足で生きていくための声である。
SNAP