THE ELECTRIC CROW Front Cover

Lyric

Evil flower

Yotaro Karasuda

時は流れゆく 胸の傷跡を

全て消すように

一人きりになって 現実の儚さ

気づいたんだ

灯りの消えた部屋で一人

悪夢に魘されては浮かぶ

些細な夢物語に想う

本当の自分はどこにあるの?

哀しみに声を枯らし祈りを捧ぐ

愛の涙で咲き乱れる華

まだ見ぬ未来 風はただ虚しいまま

心に残されたままの

想い出に吹き抜ける

真夜中のdejavuに 昔愛してた

お前が重なる

大人になったはずの俺は今もまだ

揺れている

痛みを引き摺り回して

蜃気楼に霞む黒い過去を

悪魔のような囁きで

切ない響き 眠りたくない

燃え盛る闇の炎 心に纏い

恋に焦がれて 灰になってもいい

I cannot kill my darkness

時に逆らってただ

迷いの森の中消えた

想い出を探してる

記憶のどこかに咲いた

邪悪な華の香りに釣られ

確かな形に変わる

愛憎のメロディー 時間を止めて

鮮やかな深紅の薔薇 胸に咲かせて

煌めく夢をもっと見ていたい

哀しみに声を枯らし祈りを捧ぐ

愛の涙で咲き乱れる華

まだ見ぬ未来 風はただ虚しいまま

心に残されたままの

想い出に吹き抜ける

心に吹き抜ける

光を探してる

心に吹き抜ける

光を探してる

  • Lyricist

    Yotaro Karasuda

  • Composer

    Yotaro Karasuda

THE ELECTRIC CROW Front Cover

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  • 1

    Anata to sera

    Yotaro Karasuda

  • ⚫︎

    Evil flower

    Yotaro Karasuda

  • 3

    secret black

    Yotaro Karasuda

  • 4

    Copernicus

    Yotaro Karasuda

  • 5

    Dramatic race

    Yotaro Karasuda

  • 6

    Celestial

    Yotaro Karasuda

自身1年4ヶ月ぶりのリリースとなる4thアルバムは、タイトルの通りこれまでの作風を大きく覆す電子的な楽曲にて構成された傑作となった。1曲目にして本アルバムを作るきっかけになったというリード曲「あなたとセラ」は、アレンジから歌詞まで過去の楽曲とは全く異なるアプローチで作られており、新たな代表作になり得る一曲と言っていいただろう。2曲目の「Evil flower」では一転ダークな雰囲気を帯びつつも、アルバムのコンセプトであるエレクトリックな曲調は継続。3曲目から5曲目は比較的原点回帰に近い王道のポップスサウンドも織り交ぜつつ、アレンジ面では新たな試みも伺える。そしてラストは星空をイメージした壮大なピアノバラード「Celestial」で締めくくる。まさに新境地とも言える本作は、彼の音楽性の進化を決定づけるマスターピースと言っていいだろう。

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