長髪を揺らすなら
公にしなけりゃいい
東北の夜みたいに
僕座る
多すぎて困るなら
望みを捨てりゃいい
喘息の人みたいに
僕座る
挑発を叫ぶなら
警察を憎めばいい
唐辛子の種みたいに
毒がある
最終回の予告ですか
来週ですか
木枯らしが灰に吹く
最終回の予告ですか
来週ですか
来週来週来々週
安っぽいドラマのようにただ
演じているだけ
クラクション鳴らすなら
モラルを捨てりゃいい
煙突の煙みたいに
毒がある
答えを急ぐなら
大声で泣けばいい
カレンダーめくるみたいに
血が騒ぐ
最終回の夜行列車
回送ですか
木枯らしが肺に吹く
最終回の夜行列車
回送ですか
来週来週来々週
安っぽい玩具のようにただ
来週来週来々週
安っぽいドラマのようにただ
演じているだけ
- 作詞
印藤勢
- 作曲
印藤勢
マシリト の“高圧電線のテーマ”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
HIGH SCHOOL DRAGON
マシリト
- 2
カリメア
マシリト
- 3
マイマイ・ミー
マシリト
- 4
ファンタジーの住人
マシリト
- 5
PINK TV NOISE
マシリト
- ⚫︎
高圧電線のテーマ
マシリト
- 7
HOLIDAY MOTHER COMPLEX
マシリト
- 8
MARCH?
マシリト
- 9
続・週末
マシリト
それまで鳴らしてきた音のイメージ、積み上げたバンドの立ち位置からの脱却を目指したのだろうと感じ取れる、どっぷり浸かったら抜け出せなくなるようなギリギリの依存症感を堪能できる作風。良い意味で癖の有り過ぎるメロディーと声色、そして歌詞が作り出す世界観は、哀愁と呼ぶには悲しすぎるし、歌謡というには毒づき過ぎていて、多彩なのにモノクロ。思い浮かぶ形容は1曲毎に裏返しになる。聴き終わる頃、ファンタジーの住人になる決心がついているかどうかが重要。 アートワークはHESOMOGE(http://hesomoge.com/)が担当。 2017年、この作品が産み落とされて10年。 活動休止から8年という時間を経て再び活動を再開した今こそ、再評価されるべき1枚。
アーティスト情報
マシリト
1999年、幼馴染である印藤勢(Vo、Gt)と川敦(Ba)により地元・練馬にて結成。 2008年リリースの4th Album「違和感を唱え終わりの鐘が鳴る前に」より石川大輔(Dr)加入。 8年の充電期間を経て、2017年活動再開。 邪悪なリフワークと対照的な歌謡センス、文学的とも喩えられる詩はファンタジーとリアルを行き来する人々に依存性が強い。
マシリトの他のリリース
ANTIKNOCK RECORDS