DEAD DISCO SAN FRANCISCOのジャケット写真

歌詞

続・週末

マシリト

週末の僕んちは

白い部屋に裸の電球

誘惑と予感が

長い髪をとかしてしまう

来月の予定が時間通り

過去を狂わせて

再来月の予感は

いつも触れられない未来へと

変わる

変わる

今は君はどんな気分かな

本当は疲れてはいやしないかい

このまま朝を待てば

終わることもない

始まることもない

手繰り寄せる糸の先は

絡まってほどけないよ

かくれんぼ

もういいかい

帰るべき道は一つさ

近過ぎて混ざらない

絵の具の色を選んだよ

とりあえず

ありがとう

少しだけ見送るよ

おやすみよ

尖った僕よ

おやすみよ

僕の中の僕よ

週末の僕んちは

狭いキッチン

冷たいフローリング

フローリング

不思議だな

あの日だけは

鍵のついた透明な宝箱

手繰り寄せる糸の先は

絡まってほどけないよ

かくれんぼ

もういいかい

帰るべき道は一つさ

近過ぎて混ざらない

絵の具の色を選んだよ

とりあえず

ありがとう

少しだけ見送るよ

おやすみよ

尖った僕よ

おやすみよ

僕の中の僕よ

おやすみよ

  • 作詞

    印藤勢

  • 作曲

    印藤勢

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それまで鳴らしてきた音のイメージ、積み上げたバンドの立ち位置からの脱却を目指したのだろうと感じ取れる、どっぷり浸かったら抜け出せなくなるようなギリギリの依存症感を堪能できる作風。良い意味で癖の有り過ぎるメロディーと声色、そして歌詞が作り出す世界観は、哀愁と呼ぶには悲しすぎるし、歌謡というには毒づき過ぎていて、多彩なのにモノクロ。思い浮かぶ形容は1曲毎に裏返しになる。聴き終わる頃、ファンタジーの住人になる決心がついているかどうかが重要。 アートワークはHESOMOGE(http://hesomoge.com/)が担当。 2017年、この作品が産み落とされて10年。 活動休止から8年という時間を経て再び活動を再開した今こそ、再評価されるべき1枚。

アーティスト情報

ANTIKNOCK RECORDS

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