歌詞

今日は　私の特別な日

いつもと　同じはずなのに

空の色が　少しだけ　違って見える

私のために　天気も　決めてくれたみたい

花屋の前で　立ち止まる

懸命に　選ばれた　そのひと束

「この中に　私の花はあるかな？」

なんてね

昨日までは　何も期待してないって

心に言った　ばっかりなのに

ポケットの　スマホが鳴るたびに

胸が　ギュッてなるの

豪華な贈り物なんて　いらないよ

覚えててくれてる　それだけでいい

「おめでとう」の　ひと言で

今日の私が　輝きだすの

駅前の　ケーキ屋さん

ショーケースの　奥のショートケーキ

誰にも　気づかれないまま

小さな願いを　こめて見つめてた

神様　聞いてますか

私　間違ってばかりの　一年でした

でも　笑えた日も　あったんです

それって　ダメですか？

君も今　ためらってるのかな

なんて言えば　喜んでくれるのか

気のきいた言葉なんて

そう簡単に　見つからないよね

派手なサプライズなんて　いらないよ

思い出してくれる　それが一番の幸せ

「今でも　大事だよ」って

その言葉だけで　全部　許せるの

「期待しちゃ　ダメだよ」って

友達の言葉が　よぎるけど

今日だけは　自分をほめて　いいよね

ここまで　生きてきた　私にありがとう

思い出してくれた　その声が　うれしくて

あなたの　「おめでとう」で　救われたけど

本当に一番　伝えたいこと

「産んでくれて　ありがとう」って

今　言わせて