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3曲目となるこのシングル曲は、架空のSFアニメ作品のキャラクターソングとしてイメージしつつもその創造の源泉にある自身の過去の暗部に取材した歌詞を内包した重厚な4つ打ちエレクトロニカ。
前作に続き淡々としたエレクトロニカやアンビエントサウンドの音作りで、電脳空間における果てしない戦いのイメージを執拗に畳み掛けていく。
今作では新たに知声をボーカリストにフィーチャーし、自身の子供時代の葛藤を歌声に託した。セカンドボーカルは重音テトSVが担う。
歌詞は完全なフィクションのつもりで綴っていたものの、深層心理で未だに燻る本質的な心境が滲み出ていることに作者自身が気付かされこととなった。自身の、機能不全家族を生き延びたアダルトチルドレンとしての心のダメージに現在も耐えながら克服に腐心し続ける心象風景を、想像の世界に重ねて追体験するような内容が淡々と綴られていく。