Re:Defineのジャケット写真

歌詞

赤い編集線 (オリジナルver)

NAGISA

ノートの端に引いた 赤い編集線

そこから先は “誰にも見せない宣言”

なぞれば滲む 本音のインク

削除(デリート)しながら 息をしてる

嘘と本心が 混線(クロス)して

声にならない 叫びだけ増えてく

赤い編集線(ライン)が 今日も裁く

「見せたい自分」と「隠したいワタシ」

切り取られた感情が ページを舞ってく

触れないでよ 今はまだ

チェックマークだらけの “正しいワタシ”

演じすぎてもう どれが本物かわからない

消しゴムじゃ消えない 痛みのルビ

赤い線だけが 本心を指す

触れられたくない けど

触れてほしい矛盾(パラドックス)が疼く

赤い編集線(ライン)を 越えたなら

嘘で縫った仮面が ほつれていく

誰にも言えない 秘密のページ

開いてしまいそうで

線をなぞれば 浮かぶ“未完成”

あの日の私が まだ泣いてる

切り捨てた本音たちが

今さら 呼びかけてくる

赤い編集線(ライン)よ どうか照らして

偽りの影を裂く 真実の刃

ページの裏で震える声を

今度こそ拾い上げたい

線の向こうで やっと息をした

「これが私」って言える日まで

  • 作詞者

    NAGISA

  • 作曲者

    NAGISA

  • プロデューサー

    NAGISA

  • ボーカル

    NAGISA

Re:Defineのジャケット写真

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このアルバムは、
「自分が何者か分からなくなったところ」から始まる。

混線する感情、
崩れていく理想、
信じていたものの輪郭が失われていく痛み。

SNS、恋、憧れ、他人の期待??
いつの間にか借り物の定義で生きていた自分を、
一度すべて壊していく物語。

ノイズに飲まれ、
フィルターに惑わされ、
低解像度の“神様”を見上げた先で、
それでも残ったのは「声」と「意志」だった。

Re:Define は、
傷ついた過去を否定するのではなく、
意味を書き換えることで前に進むためのアルバム。

痛みも、混乱も、迷いも??
すべてを通過点として抱えながら、
「私は、私を選ぶ」と宣言する。

これは終わりではない。
自分を再定義する、その瞬間の記録だ。

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