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チルアウト、シティポップ、ミッドナイト・・・様々なキーワードにのって世界中のエディトリアルプレイリストに掲載され100万再生を突破した楽曲『Sheep』。流行の枠にとどまらず、より海外のインディーに接近したサウンドがじわじわと広がり、約2年かけて100万再生を突破したロングヒット曲『Strawberry Fields』。この2曲に代表されるように心地よい空間にマッチする音像を提供してきたYOHLUだが、実は彼らの本領はそれだけではない。2023年3月には、よりサイケデリックな方向性に振り切った楽曲『passion』をリリース。約1年ぶりとなる楽曲は、彼らが本拠地とする福岡のスタジオで過ごした1年間を、ぎゅっと凝縮したようなサウンドスケープを聴かせてくれた。
そして続く新曲『utero』。立ち込めた濃霧が一気に晴れていくようなビートから始まり、前作から顕著になり始めたクールとナンセンスが同居するリリックが、グルーヴと混ざり合って楽曲後半へと突入していく。まさにYOHLUの存在を決定づけるキラーチューンと呼んで遜色ない渾身の1曲となっている。
今後彼らは、まとまった作品と、それに付随するライブを計画しているという。長らく霧の中であったYOHLUの全貌が出現するかと思うと、今からワクワクが止まらない。(text by Shogo Nomura)
2018年 KENTO、ZMI、BOKEHの3人により福岡で結成。2019年夏から韓国での初公演を皮切りに,サポートメンバーを加えたバンド形態でのライブ活動をスタートし、ソウル、ヒップホップなどをベースにしたサンプリングと生音を融合したビートにスウィートなヴォーカルが乗る独自のサウンドは、サブスクリションなどを中心に、日本のみならず台湾,タイ,韓国,インドネシアなど幅広く評価を獲得。福岡のコレクティブ・BOATのメンバーとして、MADE IN HEPBURN、Osamu Fukuzawa、GOiTO、toddy(185)らとともに映像制作からデザイン、音楽、メディア展開まで、インディペンデントで活動している。
BOAT