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「昭和レコード探偵団」は、70年代から80年代のテレビ探偵ドラマ、歌謡曲、レコード文化への愛を、現代的なポップ感覚で再構成したレトロ・ミステリー・ポップである。
ファンキーなベース、ワウギター、エレクトリックピアノ、軽快なブラスが作り出すグルーヴは、まるで夕暮れの商店街、駅裏の古本屋、ナポリタンの湯気が立つ喫茶店をそのまま音にしたようだ。男女デュエットによる掛け合いは、古いレコードに隠された暗号を追う探偵団の物語を、コミカルでありながら少し切ないドラマとして立ち上げていく。
物語の中心にあるのは、昭和の終わりに姿を消した一人の歌手と、誰にも知られず残された「最後の録音」。値札の裏の暗号、歌詞カードの赤い下線、B面に潜む声、回転数を変えることで浮かび上がる手がかり。そうしたレコードならではの仕掛けが、リスナーを一編の音楽ミステリーへと引き込む。
「名前を消され、歌を奪われ、それでも声をここに残した」という核心は、単なる懐古ではない。忘れられた音楽、届かなかった夢、時代の片隅に置き去りにされた声を掘り起こすための、ポップで痛快な捜査線である。
昭和歌謡のノスタルジー、ヴィンテージな探偵ドラマの空気、そしてキャッチーなポップソングとしての親しみやすさ。そのすべてを一枚のレコードジャケットのように閉じ込めた「昭和レコード探偵団」は、針を落とした瞬間に事件が始まる、遊び心あふれるレトロ・ミステリー・チューンだ。
グレちゃん(Gre-chan)は、エレクトロニックを軸に、J-Pop、8-bitロック、シティポップ、EDM、メタル、ワールドミュージックまで横断するジャンルミックス型ポップアイドル。 「グレちゃんの毎日コーデ」で見せたファッションと日常のポップな世界観を起点に、通勤や通知の嵐をゲーム化した「脳内アーケード」、サイバーパンクな崩壊と再生を描く『Overwrite to the Future』、都会の夜を踊らせる「銀座ステップで捕まえて」など、映像が浮かぶ物語性の強い楽曲を展開している。 かわいさ、レトロフューチャー、スピード感、ダークな世界観を行き来しながら、日常も空想もステージに変えていくポップアーティスト。