

放課後の教室で すれ違った君
甘い香りの髪が 印象的で
数冊の本を抱えて 席につく君
少し多く持ってきたのが後悔してる
窓には秋の景色が 広がってる
もう少しで冬が 訪れそうで
そんな絵画のような フレームが
僕の前に 広がっている
少し離れた席に座り
ページめくる手が止まって
君の仕草に 釘付けだよ
一瞬 目が合った気がしたのは 僕だけだろうか
そんな気持ちになっているのは
君に恋をした証拠に違いない
紙飛行機を君に飛ばして
気を引こうか それとも…
この胸の鼓動ごと 隠してしまおうか
放課後のチャイムが 響く頃
カバンの中に 勇気を探してた
話しかける時を何度も逃して
君の背中を ただ見送ってた
君が落としたしおりを拾って
名前を見つけた瞬間 ボクの中で、
光を増した気がしたんだ
声に出せば 壊れそうで
沈黙のまま 歩き出す
廊下の向こう 夕陽が滲んで
季節がゆっくり 閉じていく
もしもあの日の僕に戻れるなら
紙飛行機を 本当に飛ばしたい
君の笑顔に 届くように
まっすぐに 心を乗せて
今も思い出のページの中で
君は変わらず 微笑んでいる
放課後の光のフレームに
閉じ込めた恋はまだ 色あせない
風が冷たくなる 帰り道
あの日の空を見上げながら
僕はひとり ページを閉じた
また 君に会える夢を見て
風が冷たくなる 帰り道
あの日の空を見上げながら
僕はひとり ページを閉じた
また 君に会える夢を見て
- 作詞者
青木 浩
- 作曲者
青木 浩
- プロデューサー
青木 浩
- ボーカル
KIRITAN PRODUCE

KIRITAN PRODUCE の“放課後のフレーム”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
放課後のフレーム
KIRITAN PRODUCE
「放課後のフレーム」は、秋の夕暮れの図書室で始まる、ひとつの淡い恋を描いたピアノバラード。
勇気が出せず踏み出せなかった気持ち、季節の移ろいとともに揺れる心、
そして胸の奥にそっと閉じ込めた“あの日の光景”。
切ないメロディと、ピアノを中心にした温かくも物寂しいサウンドが、
恋のはじまりのきらめきと、触れられなかった想いを優しく包み込みます。
聴く人の誰もが持っている “青春の1ページ” を呼び起こすような、
懐かしさと甘さが混じり合う一曲に仕上がりました。
アーティスト情報
KIRITAN PRODUCE
作詞家・音楽プロデューサーとして活動。 作詞は自身で手がけ、作曲・ボーカルにはAI技術を活用。テクノロジーと感性を融合させた楽曲制作スタイルで注目を集めている。 楽曲ジャンルはポップス、シティポップ、ロックなど幅広く、時にノスタルジックに、時に鋭く現代を切り取るリリックが特徴。 英語と日本語を自在に行き来する歌詞や、映像的な表現で描かれるストーリー性も魅力の一つ。 ジャンルにとらわれず、AIとの共創によって音楽の可能性を追求する、新世代のクリエイター。
KIRITAN PRODUCEの他のリリース



