

風ひと筋
音もなくして
道に影落つ
それだけのこと
草に露あり
踏めば消えゆく
名もなき景色
胸に残りぬ
遠き山影
霞にほどけ
歩みの果ては
ただの空なり
一筆の
心のこして
言葉にせずとも
伝わるものよ
静けさに
耳をあずけて
今この刻を
詠みて過ぎゆく
刻は往き
想いは重なり
古き言葉も
今を照らせり
形なけれど
ここに在りけり
古き道ゆく
人の気配は
すでに風へと
溶けて見えず
水の音だけ
確かに残り
わたくし一人
そこに在りけり
一筆の
心のこして
言葉にせずとも
伝わるものよ
静けさに
耳をあずけて
今この刻を
詠みて過ぎゆく
振り向かずとも
道は続きぬ
残るはただの
風のあと
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- プロデューサー
shintaro
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

Liminal Reverie の“風のあと”を
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風のあと
Liminal Reverie
風は、形を残さずに過ぎてゆく。
されど、そのあとにだけ、確かに何かが残る。
誰もいない道。
揺れる草と、わずかな気配。
言葉にならぬ想いを、ただ詠み、通り過ぎる。
本作「風のあと」は、
江戸の静けさと、時の移ろいを音に映した一篇にござる。
何も起きぬがゆえに、
何かを感じる。
ただ、それだけのこと。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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