神涜アナトミーのジャケット写真

歌詞

下天 / 外典

SheeSawHarm

偽りの4分の3オンス

一体僕らは何が受肉した

魂に質量が無いのなら

愛などと云う不透明で不可視な

不合理にだって身を委ねることを能わない

取って付けた病名は免罪符にはならない

矛盾した精神性は心と呼ばれて

矛盾した出力を拒絶する啓蒙

黙想

どこで間違えた

誰が間違えた

神を殺した人の子ら

寝ぼけ眼 コンクリート 白い空の凹凸

歩く町と靴底の間隙を埋める慟哭

盲目、強迫、人の幸せなんて願えやしない

宛の無い帰路に会、残心も取らず去りゆく

寝ぼけ眼 アスベスト 自己嫌悪 恍惚

変わる町の奥底、埋める骨と神託

耄碌、亡国、音楽はテロリズム

宛の無い歌うたい、残身も取らず去りゆく

変容していく

僕らの信仰が

僕らの美徳が

僕らの魔法が

神之涜知ル

  • 作詞者

    m.m.

  • 作曲者

    m.m.

  • ミキシングエンジニア

    丸山漠

  • マスタリングエンジニア

    丸山漠

  • ギター

    m.m., g o n g o n

  • ベースギター

    maetaku

  • ドラム

    MOTTY

  • ボーカル

    ユーサク

神涜アナトミーのジャケット写真

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本作『神涜アナトミー』では、ミキシング・エンジニアに丸山漠(a crowd of rebellion)を迎え制作。

一歩ずつ言葉を併せて踏み締める叙情的な"下天"、これから語る悲痛と絶望に相応しい鋭利なサウンドで鳴らすは理から外れた嘆き"外典"。これら「下天 / 外典」を序章として神涜の告白を始める。

有限であるが故に喪失へと結ばれる摂理や己が心の在り方を呪い、無頓着な人々や冷笑的な文明を拒絶する義憤を表現した今作を代表するミドルテンポのアグレッシヴナンバー「フィニス」。

命の理由とは何か?自分が生まれて来た意味とは?解き明かそうとする程に答えが失われてゆく事を認識していても尚、この命だけが止められない。バンド史上最も"歌"に対して真摯に向き合ったロックソング「白夜」。

愛憎。一見整合性の取れない破綻した感情こそが人間の心の正体であることをありのまま発した怨嗟、混沌としたヘヴィネスの殲滅戦。神のみぞ知る人間の終局、その最中の男一匹「白痴夢」。

アーティスト情報

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