過ぎてく時間 形変えていく砂浜
見えたりしない心 月の裏側
あまりに無力な言葉 ラップミュージック
俺のものじゃないとしてもプレイリストに居続ける
理不尽な虐殺 争い 奪い合い
請求書に追われる俺の小さすぎる戦い
砂漠のような街に一滴の水を供給
音の上で虐げられた魂たちと合流
万物は流転
変わりゆく時と川のオタマジャクシに付点
カンマ繋ぎまだつけぬ句点
「ギャンブルだね」って言われても別にラップするだけだ
尊厳守るためだとか生きる糧だとか未だわかりゃしねぇ
マイクをくれ 何でもいいからとりあえずマイクをくれ
金は稼ぐから歌を歌うチャンスをくれ ライブをくれ
だいぶ遅れたライフ取り戻す為に外す足枷
喉から汗 が出るほど声出せ
湯気昇るまで あくせく働け
深夜のマクドナルドたむろUber Driverの群れ
金がない奴は眠る事も許されねぇし言われるお前のせい
なんかおかしくね? 腹の虫が治まらねぇ
あ〜いとぅいまてん 謝れども現状変わらねぇ
1%を奪い合う99%=Violence
103万より透明マントくるまれ見えない壁
まるでルーベンスの絵みたく背中合わせの光と陰
銀河系の成れの果て
俺の人生より長く生きる社会システム
何かに追われてる気がしてる昔からそう昔から
- 作詞
ONISAWA, SOMAOTA
- 作曲
Black petrol, takaosoma
- ミキシングエンジニア
takaosoma
- マスタリングエンジニア
Wataru Kokei
- ギター
Black petrol
- ベースギター
Black petrol
- ドラム
Black petrol
- キーボード
Black petrol
- ラップ
Black petrol
- サックス
Black petrol
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Dilatancy
Black petrol
- 2
Howlin' collective
Black petrol
- ⚫︎
Capital, sweat
Black petrol
- 4
Kamogawa in my day
Black petrol
2023年にSUMMER SONIC、翌年には FUJI ROCK FESTIVAL’24にも出演し、東京や大阪で多くのバンドと共に自主企画を開催、新曲リリースも精力的に行うなど、シーンの台風の目となりつつあるBlack petrol
昨年リリースされた楽曲『Howlin’collective』を含む新作EP『Insomniac Reveries』では、拠点である京都を離れた後も、共に音楽を作ることを選んだメンバーの決意や葛藤、この時代の生きづらさを訴えた楽曲を収録。
また、福島県で活動を共にしているONISAWAの「あの頃」の記憶を辿る楽曲も収められている。
結成初期の京都での生活から2025年現在に至るまでのバンドの歴史を、レコーディングからミックスまで完全自主制作で詰め込んだ本作は、非常にドキュメンタリー性の高い内容となっている。
アーティスト情報
Black petrol
・Member takaosoma(Guitar), SOMAOTA(MC), ONISAWA(MC), たけひろ(Bass), 石尾紘樹(Keyboard), 空閑歩夢(Drums), 安原大貴(Sax) ・Profile Contemporary JAZZ、Rare Groove、Progressive Rock等、辺境の音楽をHIPHOPの感性で再解釈した「ナードでハード」な音楽集団。 京都の音楽シーンで、大学在学中にそれぞれのジャンルに精通した高い演奏力を持つメンバーによって結成された。 リーダーのtakaosomaがホームレスとしての路上生活で体感したアスファルトの冷たさ、人肌の温かさをバイリンガルラッパーとしてHIPHOPシーンで評価されるSOMAOTA、ドキュメンタリー作家としても活動するONISAWAが詩的なラップに落とし込む、「リアル」でありながら高度に洗練された世界観を確立している。
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