Lyric

ポケットの中 くしゃくしゃになった煙草を咥えた

空き教室のソファから眺める天井はどうだったっけ？

膨張 繁栄 競争の先、灯りのない未来

神様は平らな世界を望んでる

冴えない映えない他愛ない今日の延長の日々が

永遠に続くと思ってたけどよーいドンが鳴った

簡単な問いを答えぬまま

キミとの引力を振り切ったのなら

スイングバイしたその勢いのまま

走って、走って

あの浮かぶ月を穿て

ありあわせの昨日で作った明日がもう

とめどない血を流して止められない

大人になったフリをしたって

あの日鳴ったムスタングを信じたいんだ

だって

信じたモノが嘘だろうと

理想を追った自分は嘘じゃない

傍にいる人がいなくなっても

走って、走って 発しても未だ

拙い感度でかき鳴らすギター

爆音の感情で飛ばしたロケットはあの日のまま

崩壊する都市に眠るキミを浮かべて

笑って、笑って 笑ってサヨナラを言ったんだ