Lyric

錆つく玉座から見下ろす

世界に力 示せ

暁の薄明

慟哭は消えた旋律

冷え切った足元

揺るがぬ 紅い意志を知る

お飾りの武器をかざす

弱さ この手には

要らないから

いつかの輝きは

ただの足枷

縋る声 裏切り 踏みつけて

此処に居ると

この身が叫ぶ

ただひとつの声だけ信じ

導いてゆく 永遠の先へと

灰に帰す闇 持て余した

渇いた心放ち

祈るがいい

幾千の魂

褪せた誓いを刻んでる

遠ざかる足音

静寂 塗り替えて消えた

鬩ぎあう影と光

この眼に宿して

此処で咲くの

さらすはこの身だけ

猛き炎よ

焼き払え 我が道塞ぐもの

逃げる弱さ

貶める嘘

その心に何を映すの？

導いてゆく 邪魔はさせない

いつか失くした生の意味が

彷徨い見えた刹那

この手の中

側で傅く孤独と

孤高の闇を愛した

何も私を

支配はしない

覆う霧払い

夜が明けるわ

消えない輝きと

痛みは記憶

手招いて囁く道導

此処に居ると

この身が叫ぶ

ただひとつの声だけ信じ

導いてゆく 永遠の先へと

錆つく玉座に口づけて

柵すべて捨てて戦うだけ