SILHOUETTES & AFTERGLOWのジャケット写真

歌詞

たそがれの雫

Akemi

246号線(にーよんろく) 雨のバス停

濡れた肩 隠した制服

あなたは一人 傘を差し出した

私は一人 うつむいたまま

教科書の隅に 書いた名前

誰にも言えない 秘密

窓の硝子(がらす)に 落ちる雫

あの日の私は 素直になれずに

駅までの道 遠回りして

涙を隠した 雨の日

知らないふりした あなたの横顔

今も心に 残っているの

相模の雨に濡れて

滲む街の灯(あかり) たそがれ

ほろ苦い 恋の終わりを

ひとり 抱きしめていた

遠いあの日の 翳(かげ)る午後

忘れられない あの日の雨

喫茶店の 曇った窓に

指で書いた あなたの名前

町田で買った レコード抱えて

またひとつ 溜息をつくの

図書室の 本棚の影

すれ違う時の ときめき

もう戻れない あの頃の私

少しだけ 大人になったわ

相模の雨に濡れて

変わる街角 たそがれ

懐かしい 恋の欠片(かけら)を

今も 抱きしめている

遠いあの日の 翳(かげ)る午後

消えることない 追憶の雨

大和路(やまとじ)に 降り続く雨

かすかに聞こえる 懐かしい歌

止まらない 時間の中で

私は 前を向くの

あの日の雨… たそがれ…

さよなら… あの日の私…

あの日の雨… たそがれ…

さよなら… あの日の私…

  • 作詞者

    Akemi

  • 作曲者

    Akemi

  • プロデューサー

    nanayon music

  • ミキシングエンジニア

    nanayon music

  • ボーカル

    Akemi

SILHOUETTES & AFTERGLOWのジャケット写真

Akemi の“たそがれの雫”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

「SILHOUETTES & AFTERGLOW」は、夜の輪郭がほどけ、その余韻が朝へ滲んでいくまでを追った12曲を収めた、Akemiの2ndアルバム。
雪解けの駅のホーム、摩天楼に切り抜かれた影、現像しないまま閉じ込めたフィルム、土曜の夜のコインランドリー、雨に滲む相模の街、そして冬の海岸線へ向かうハンドル――輪郭がはっきり見えていた夜が少しずつ緩み、名前のつかない余韻だけが残っていく時間を、ひと続きの流れとして編んでいる。

架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、答えを急がず、言葉にならなかったものを言葉にしないまま持ち歩く大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、ネオンの残像、公衆電話の夜、都会の朝の光を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した12曲となっている。

前半はまだ形を保っている夜の影を、後半はその影がほどけたあとの明るさを歩く。
最後の一曲で水音が止み、街がまた動き出す――そんな夜明けまでの物語を収めたアルバム。

Produced by nanayon music.

アーティスト情報

  • Akemi

    1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。

    アーティストページへ


    Akemiの他のリリース

nanayon music

"