

クロームのノブに 指先かけて
飛び散るしぶき 弾くタイル
背中を辿る 熱い温度が
昨夜(ゆうべ)の火照り ほどいてゆく
投げ出された ヒールの影が
昨日(きのう)のままに 黙り込む
あなたの煙草(スモーク) まだ漂って
冷めたコーヒー 苦いだけね
モーニング・シャワー 瞼を閉じて
昨日をそっと 手放してゆく
踏み込まないのが 二人のルール
壊れるくらいなら このままでいい
都会(まち)のビートに 身を任せるの
曇った鏡 なぞる指先
細いラインを 瞼に引いて
知らない顔が 映り込むたび
少し自由に なれる気がする
重いタオルを 胸に巻いたら
ひんやりとした 風が吹く
「行かないで」とは 言わないわ
明日(あした)に繋ぐ 二人の決め事
モーニング・シャワー 蛇口を閉めて
静寂(しじま)に 沈むワンルーム
未来なんて 欲しがらないわ
あなたの気配 消える頃には
別の朝が 始まっている
水音が止んで 街が動き出す
また何事も なかったように
- 作詞者
Akemi
- 作曲者
Akemi
- プロデューサー
nanayon music
- ミキシングエンジニア
nanayon music
- ボーカル
Akemi

Akemi の“モーニング・シャワー”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
雪解けのステーション
Akemi
- 2
摩天楼のシルエット
Akemi
- 3
名前のないアネモネ
Akemi
- 4
サファイアの静寂
Akemi
- 5
潜像のモノローグ
Akemi
- 6
各駅停車のスケッチ
Akemi
- 7
週末のシークエンス
Akemi
- 8
たそがれの雫
Akemi
- 9
海岸線のニュー・リーフ
Akemi
- 10
14時間のディスタンス
Akemi
- 11
都会のパントマイム
Akemi
- ⚫︎
モーニング・シャワー
Akemi
「SILHOUETTES & AFTERGLOW」は、夜の輪郭がほどけ、その余韻が朝へ滲んでいくまでを追った12曲を収めた、Akemiの2ndアルバム。
雪解けの駅のホーム、摩天楼に切り抜かれた影、現像しないまま閉じ込めたフィルム、土曜の夜のコインランドリー、雨に滲む相模の街、そして冬の海岸線へ向かうハンドル――輪郭がはっきり見えていた夜が少しずつ緩み、名前のつかない余韻だけが残っていく時間を、ひと続きの流れとして編んでいる。
架空のAIシンガー Akemi が歌うのは、答えを急がず、言葉にならなかったものを言葉にしないまま持ち歩く大人の感情。
70年代後半から80年代初頭のニューミュージックやシティポップが持っていた、ネオンの残像、公衆電話の夜、都会の朝の光を描く叙情性を下敷きに、現代的な感性で再構築した12曲となっている。
前半はまだ形を保っている夜の影を、後半はその影がほどけたあとの明るさを歩く。
最後の一曲で水音が止み、街がまた動き出す――そんな夜明けまでの物語を収めたアルバム。
Produced by nanayon music.
アーティスト情報
Akemi
1970年代後半〜80年代前半の「シティポップ/ニューミュージック」が持つ哀愁と夜の空気感を、生成AIと編集で“作品として”再構築する音楽プロジェクト。 Akemi(アケミ)は、神奈川県大和市出身という設定で生まれた架空のAIシンガー。都会の孤独、大人の恋、夜の感情を、ノワール調のシティポップとして歌う。 作詞・作曲・歌唱・ビジュアルは生成AIを制作ツールとして用いながら制作し、「AIの中にある人間味と懐かしさ」をテーマに探求している。
Akemiの他のリリース
nanayon music



