背の丈順なら前から3番
デカかったな政治の看板
キャプテンマークを巻く10番
どこにいても目立ってた中盤
だけど
ピッチを出るとビビり
好奇心旺盛だけど
高所恐怖症でちびり
泳げるのは1ミリ
超宿題をできない子
頑張ろうだらけの子供を嫌でも育てろ
足腕鎖骨骨が折れるの
ブランコに乗って寝て空飛ぶボーイ
IQ高くない
体もたいしてデカくない
善人みたいな性格ない
何をするにも計画ない
それでもちょっとだけ足早い
約束だけは破らない
タイヤコンビ危なないって
言われた側からジャンプやダイブ
親父が持ってきたビデオ
それには映ってたジダン
ドレミを感じたホワイトブルーには
目の前スターがルーレット
目の前輝き夢
花柄の椅子が見え
座ってる自分が居て
目の前スターがルーレット
目の前輝き夢
花柄の椅子が見え
Lifeルーレットルーレットplay
憧れたアナログテレビにルーレット
三十路のブーケガキの頃ルーレット
ウェルチが子供のワインやルーレット
シャンパンサッカー花を足すルーレット
ビデオを見るのに必須ブルーレイ
メジャーポパイドカベンかキャプテン翼より親父焼いたやつで
サッカー遊び終わりも潰す勢
大乱闘は下手くそ
一切興味ないラブソング
土曜の昼新喜劇を見る親父の横いる俺が思う
Lifeに慣れてきてるよ
自分に慣れてきてるよ
くらった一つも浮かばん落ちてもあがらん
モノトーンは嫌だろ
色探し血眼
何か一番なろう
慣れずに落ちたんだろ
自分が嫌いだったよ
魔法ハリポタだけだったのが
ファンタスティックなプレイボーイ
瞳にインクがかっかろう
親父が持ってきたビデオ
それには映ってたジダン
ドレミを感じたホワイトブルーには
- 作詞
Yellow Cattleya
- 作曲
Fantom
- レコーディングエンジニア
uriwari3
- ミキシングエンジニア
NOAH
- マスタリングエンジニア
NOAH
- ラップ
Yellow Cattleya
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- ⚫︎
ルーレット
Yellow Cattleya
Yellow Cattleya(イェロー カトレヤ)は2002年、兵庫県西宮市生まれのラッパー。
前作「デブリ」はすべての惑い人たちに対する、惑い人からのラブコールとなった。
幼少期の思い出を振り返る本作。彼の回想は単に美化されたノスタルジーに浸るだけではない。過去は現在と地続きのコンプレックスもはらんでいるのだ。エンジニアとしてNOAHが参加した。
1月8日(水)リリース曲「ルーレット」はシングル10曲連続リリースの第5弾である。喜びと悲しみと共にYellow Cattleyaは思い出を巡った。
アーティスト情報
Yellow Cattleya
Yellow Cattleya(イェロー カトレヤ)は2002年生まれのラッパー。兵庫県西宮市から飾らない等身大の自分を吐露している。 Yellow Cattleyaの視点が日常から掬い取ったリリックは目を見張るほど現実的だ。彼のユニークなフロウとリリックは、スリリングな生活をも許容するヒップホップシーンにおいて、どこか品のある印象と緩やかな寂しさを感じさせる。そこに嫌味な感触はなく、「Yellow Cattleyaらしさ」として成立させるあたりに彼のバランス感覚やセンスが光っている。 2024年4月に発表した1stアルバム『Blue Gene(ブルージーン)』では、彼のスタンスと確かなポテンシャルを証明し、シーンからの反応も得た。 現在はシングル10曲連続リリースのプロジェクトを進行中。日本のSFコミックからインスパイアされた第4弾『デブリ』は、すべての惑い人たちに対する、惑い人からのラブコールとなった。楽曲は言うまでもなく、ミュージックビデオやアートワークにも意欲的に取り組む彼の姿からは、創作に対する誠実さとこだわりを見て取れるだろう。
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Yellow Cattleya